多発性骨髄腫・全身性アミロイドーシスと腎障害の診断と治療

出版社: 羊土社
著者:
発行日: 2019-09-04
分野: 臨床医学:内科  >  腎臓
ISBN: 9784758118576
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商品紹介

腎臓内科医,血液内科医は必読!多発性骨髄腫・全身性アミロイドーシスと腎障害に関して知っておくべき基礎から最新知見までを解説.さらに様々なタイプの実際の症例を紹介し,診断プロセスと治療方法もわかる!

目次

  • 第I部 免疫グロブリンに関する基本的知識
    1.免疫
    2.グロブリン
    3.アルブミン
    4.免疫グロブリンの構造
    5.抗体の標識化と(抗原)物質の認識
    6.免疫グロブリンの種類
    7.IgMの役割
    8.IgGの役割
    9.IgAの役割
    10.IgA免疫の主体:消化管と分泌液
    11.IgEの役割
    12.免疫グロブリンの合成と遺伝子発現
    13.遺伝情報の格納
    14.免疫グロブリンの構造と遺伝情報
    15.ユビキチン/プロテアソームの役割と多発性骨髄腫
    16.多発性骨髄腫とMGUS
    17.MGRS
    18.MGRS診断の手順

    第II部 アミロイドーシスに関する基本的知識
    1.アミロイド
    2.アミロイドーシスの定義
    3.前駆タンパク質によるアミロイドーシスの分類
    4.LC-MS/MSによるアミロイドタンパクの解析
    5.全身性と限局性の分類
    6.全身性アミロイドーシスの臨床症状
    7.アミロイド線維の伸展と全身性アミロイドーシスの進展機序
    8.アミロイドの関連する疾患:タンパク質ミスフォールディング病
    9.ALアミロイドーシスとAHアミロイドーシス
    10.AAアミロイドーシス
    11.SAA
    12.SAAの動態と機能
    13.腫瘍とAAアミロイドーシス
    14.炎症性サイトカインとインフラマソーム
    15.ピリンタンパク(ピリンインフラマソーム)と家族性地中海熱とAAアミロイドーシス
    16.SAAとCRP
    17.IL-1とIL-1阻害薬(アナキンラ)
    18.TNF-αとTNF-α阻害薬
    19.IL-6とIL-6受容体拮抗薬
    20.IL-6のシグナル伝達
    21.トランスサイレチン(TTR)
    22.家族性アミロイドポリニューロパチー(FAP)
    23.遺伝性ATTRアミロイドーシス
    24.老人性全身性アミロイドーシス
    25.透析アミロイドーシスとβ2-マイクログロブリン(β2-m)
    26.β2-マイクログロブリン(β2-m)とHLA

    第III部 タンパク尿に関する基本的知識から最新の知見まで
    1.尿タンパク試験紙法と尿タンパク定量の違い
    2.毛細血管の定義
    3.糸球体の発生とネフロンの形成
    4.糸球体の構造
    5.基底膜の構造とタンパク尿のメカニズム
    6.上皮細胞の機能障害とタンパク尿
    7.尿異常検査・治療にあたっての患者・家族への説明
    8.タンパク尿と血尿でわかる病理組織型の7タイプ
    9.タンパク尿主体の疾患
    10.IgGサブクラス
    11.膜性腎症の抗原と抗体
    12.血尿主体の疾患
    13.抗好中球細胞質抗体(ANCA)とNETsの概念
    14.慢性腎臓病 (CKD)
    15.パラプロテイン腎症とMGRS
    16.MIDDとMGRS
    17.原線維性糸球体腎炎とイムノタクトイド糸球体症

    第IV部 多発性骨髄腫の治療薬
    1.多発性骨髄腫治療薬の歴史
    2.メルファラン
    3.シクロホスファミドの作用と有害事象
    4.シクロホスファミドは,アルキル化薬であり有機リン化合物である
    5.プレドニゾロンとデキサメサゾン
    6.多発性骨髄腫におけるステロイド薬
    7.プロテアソーム阻害薬
    8.免疫調節薬(IMiDs)
    9.ヒストン脱アセチル化酵素阻害薬
    10.HDAC阻害薬 パノビノスタット(ファリーダック®)
    11.抗CD38抗体〔(ダラツムマブ(ダラザレックス®)〕
    12.新規薬剤の多発性骨髄腫に対する有効性のメタアナリシス

    第V部 ケーススタディ
    症例1 Ⅳ型尿細管性アシドーシスを合併した軽鎖沈着腎症
    1.赤血球沈降速度検査(赤沈)
    2.CRP(C reative protein)
    3.IgM
    4.IgMが異常高値を示す3つの疾患
    5.低レニン低アルドステロン症
    6.レニンとプロレニン
    7.糸球体に結節性病変を生じる4疾患
    8.軽鎖による腎臓の障害
    9.軽鎖沈着腎症
    10.WMの最新の治療
    症例2 単クローン性クリオグロブリン血症(IgM-λ)を合併した血管免疫芽球性T細胞性リンパ腫
    1.IL-2 とIL-2R
    2.可溶性インターロイキン−2受容体(sIL-2R)
    3.血清補体:C3,C4,CH50
    4.クリオグロブリン血症とクリオフィブリノーゲン血症
    5.レクチン
    6.補足:悪性リンパ腫と血管免疫芽球性T細胞性リンパ腫
    症例3 腎不全,意識障害を呈した全身性軽鎖沈着症
    1.羽ばたき振戦
    2.意識障害
    3.アルカリホスファターゼ
    4.ALPの基本構造
    5.グリコシルホスファチジルイノシトールとGPIアンカー型タンパク質
    6.GPIアンカー型タンパク質と分泌機能
    7.uromodulin(Tamm-Horsfallタンパク)とcast nephropathy(骨髄腫腎)
    8.多発性骨髄腫と腎障害
    9.γ-GT あるいはγ-GTP
    10.グルタチオン代謝とGGT
    11.多発性骨髄腫
    症例4 治療により結節性病変が消失した軽鎖沈着腎症
    1.腎機能と貧血の関係
    2.EPO産生のメカニズム
    3.腎性貧血の原因
    4.尿毒症物質:インドキシル硫酸
    5.インドキシル硫酸の代謝
    6.結節性病変は,糖尿病性腎症でも軽鎖沈着腎症でも可逆性である
    症例5 治療により安定している結節性病変を呈した軽鎖沈着症
    1.CKD重症度分類
    2.糸球体結節性病変
    3.アミリン(IAPP)
    4.原因不明の結節性病変(ING)
    5.NT-proBNP
    6.トロポニンC(cTnC),トロポニンT(cTnT),トロポニンI(cTnI)
    7.FLC(free light chain)
    8.LC-MS/MS
    症例6 膜性腎症を呈するMIDD(monoclonal immunoglobulin deposition disease)
    1.MPO-ANCA
    2.血管炎の概念の変遷
    3.糸球体腎炎の病名について
    4.膜性腎症の病理所見を呈するMIDD
    5.MIDDの分類
    症例7 低補体血症を合併し比較的若い年齢で発症した重鎖沈着症
    1.タンパク漏出性胃腸症(PLGE or PLE)
    2.補体活性化とCD55,CD59の関係
    3.発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)とGPIアンカーの合成異常
    4.重鎖沈着症(HCDD)
    5.HCDとγ-HCDD
    症例8 多彩な臨床症状を呈するMタンパク血症:POEMS症候群
    1.POEMS症候群,Crow-Fukase症候群,Takatsuki(高月)病
    2.Skin lesion(S):皮膚症状
    3.Polyneuropathy(P):神経障害
    4.Organomegaly(O):臓器腫大
    5.Endocrinopathy(E):内分泌障害
    6.Mタンパク血症(M)
    7.POEMS症候群・成因と予後
    8.POEMS症候群と腎臓

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