子どもと青年の心理療法における親とのワーク

書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

4,180 円(税込)

商品紹介

昨今,虐待などの不適切な養育環境で育ったり,生来的な困難を持ち健やかな成長が難しくなっている子どもや青年の心理的な援助の必要性はますます高まっている。
ウィニコットは,「子どもというものはいない」,つまり子どもは必ず養育者とセットで考える必要があることを指摘したが,子どもの心理療法は子どもの親との取り組みなしには成立しない。本書では、セラピストによる親との取り組みについての臨床経験を通して問題点を考察していく。精神分析実践の核は,人の無意識を知的に詮索することではなく,自分自身の身になってクライアントとともに考えていくことである。

目次

  • 序 章 
    第1章 親との対話
    第2章 親の心に子どもを再創造するためのセラピー空間
    第3章 子どもを心に置き留めること:
     ―セラピー中の子どもの親とのワークについての考え
    第4章 親の心理療法―理論と実践
    第5章 デイケア治療ユニットにおけるサイコティックな子どもの親とのワーク
    第6章 自閉症の子どもをもつ親とのワーク
    第7章 親子関係の治療を通しての子ども支援:母-乳幼児心理療法のモデル
    第8章 性的虐待を受けた子どもたちの親とのワーク

最近チェックした商品履歴

Loading...