新 知覚をみる・いかす
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目次
- 第1章 臨床観察から理解する手の知覚障害と動作障害
1.知覚情報をつくっているのは自らの手の動き─手の動きと識別の関係─
2.対象物への手の不適合が生じるのはなぜか?─知覚と手のフォームの関係─
3.触覚が鈍くなるとなぜ過剰に力を入れて把握するのか?─触覚と固有感覚の関係性─
4.手は動いている面から何を感じているのか?─貫通触面を感じる手─
5.道具の操作に必要な手の知覚─遠隔触とは?─
6.失われたことに気づきにくい防御知覚─外傷の危険の増大と治癒の遷延─
第2章 体性感覚の神経生理学的基礎─手の知覚機能とその障害に関連して─
1.神経生理学的基礎
2.触覚受容器とその特徴
3.触覚と空間分解能
4.末梢神経回復後の触覚検査と触覚受容器の関係
─触覚検査の結果は皮下の受容器の回復をどのように反映しているのか?─
5.運動錯覚によって明らかにされた運動感覚の情報処理
6.物体の把握と知覚による制御
7.脳の可塑性─皮質における知覚の可塑性的変化と再構築─
8.視覚障害と点字触読
9.加齢による知覚の変化
10.身体を使った重さの判定
11.侵害刺激から身体を守っている仕組み─侵害受容器とは?─
12.温度の識別─温覚、冷覚はどのように感じているのか?─
13.義手のゴム手袋を自分の手のように感じる─ラバーハンド錯覚─
14.痛みの情報伝達の特異性
第3章 知覚評価─検査項目の選択と実施、結果の解釈─
1.知覚評価の歴史的変遷
2.手・上肢の知覚障害の診かた
3.知覚検査の実施に際して
4.知覚検査の実際
第4章 知覚障害の部位と特徴
1.体性感覚障害はどうして生じるのか
2.部位別にみた知覚障害の分布
第5章 知覚のリハビリテーション
1.知覚のリハビリテーションの歴史的変遷
2.知覚のリハビリテーションのとらえ方
3.知覚のリハビリテーションの実際
4.まとめ