行動や性格の遺伝子を探す ―マウスの行動遺伝学入門― (電子書籍版)

出版社: 裳華房
著者:
発行日: 2018-07-30
分野: 基礎・関連科学  >  遺伝/遺伝子
ISBN: 9784785377465
電子書籍版: 2018-07-30 (ver.1.0)
電子書籍
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1,760 円(税込)

商品紹介

現在,マウスを用いて,社会行動や攻撃性,学習記憶,不安,人懐っこさなど,さまざまな行動に関わる遺伝子の詳細な機能を調べる研究が進められています。マウスの行動遺伝学は,近年のゲノム科学や神経科学,さらには行動解析技術の進歩とそれら分野間の融合により,今後さらに大きく進展することが期待されているのです。本書では,行動遺伝学の研究の歴史から,現在の最先端の知見までをご紹介します。

目次

  • 表紙
  • 編集委員
  • 口絵
  • まえがき
  • 目次
  • 1章 行動や性格と遺伝子との関係
  • 1 行動遺伝学とは
  • 2 行動遺伝学の歴史
  • 3 双生児研究における遺伝要因と環境要因
  • 4 行動遺伝学におけるマウスの重要性
  • 2章 マウスの生態と分布
  • 1 野生マウスの生態
  • 2 半野生環境でのマウスの行動
  • 3 マウスの地理的分布と亜種分化
  • 4 マウスと人との関わり
  • 3章 実験動物としてのマウス
  • 1 実験用マウス系統の起源
  • 2 実験用マウス系統とはどのようなものか
  • 3 野生マウス系統の樹立とその特徴
  • 4 愛玩用マウスから樹立された系統
  • 4章 マウスの遺伝学
  • 1 マウスの突然変異と遺伝子地図
  • 2 マウスゲノム配列の解読
  • 5章 マウスを用いた行動遺伝学のあゆみ
  • 1 パーキンソン病のマウスモデル
  • 2 歩行異常とてんかんのマウスモデル
  • 3 舞いネズミと聴覚異常
  • 4 概日リズムを刻む遺伝子とその変異
  • 5 意図的突然変異を誘導したことに基づく遺伝学
  • 6章 遺伝子から行動へのアプローチ
  • 1 神経系で発現する遺伝子
  • 2 学習記憶に関わる遺伝子を壊すとどうなるか
  • 3 攻撃行動を誘発する遺伝子変異
  • 4 遺伝子のデータベースとすべての遺伝子のノックアウト
  • 7章 遺伝子機能解析のための新たなツール
  • 1 狙った組織や狙った時期に遺伝子をノックアウトする方法
  • 2 狙った細胞で特定の遺伝子を壊すハサミ
  • 3 遺伝子のスイッチ
  • 4 細胞を活性化させるスイッチ
  • 8章 行動を比較するために
  • 1 行動テストで得られるデータが意味することとは
  • 2 感覚機能を調べる ( 味覚・嗜好性 )
  • 3 感覚機能を調べる ( 痛覚 )
  • 4 活動量を調べる
  • 5 オープンフィールド : 情動性を調べるための行動テスト
  • 6 高架式十字迷路
  • 7 モーリス水迷路テスト
  • 8 音に対する驚愕反応とプレパルスインヒビションテスト
  • 9 居住者 - 侵入者テスト
  • 10 マウスにおける行動テストの問題点
  • 9章 行動における量的形質の遺伝学
  • 1 量的形質の遺伝学
  • 2 行動に関わる遺伝の効果
  • 3 行動に関わる環境の効果
  • 4 交雑集団を用いた量的形質の遺伝学
  • 5 アウトブレッド集団を用いた量的形質の遺伝学
  • 6 コンソミック系統を用いた遺伝子探索
  • 10章 育種学と遺伝学の接点
  • 1 動物家畜化の歴史と選択交配研究
  • 2 従順化したラット集団の樹立と遺伝解析
  • 3 選択交配の歴史
  • 4 ヒトになつく行動の遺伝学
  • 11章 遺伝子発現とマウスの行動
  • 1 網羅的な遺伝子発現解析と行動との関連
  • 2 遺伝子システムと行動
  • 12章 行動遺伝学の展望
  • 1 これからのマウス行動遺伝学
  • 2 ゲノム編集という新たな技術を用いた行動と遺伝子の解析
  • おわりに
  • 略語表
  • 引用文献
  • 索引
  • 奥付

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この書籍の参考文献

参考文献のリンクは、リンク先の都合等により正しく表示されない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

1章 行動や性格と遺伝子との関係

P.1 掲載の参考文献
1-1 小出剛 (2011) 『行動遺伝学入門』小出剛・山元大輔編著, 裳華房, p. 1-14.
1-4 下山晴彦編集代表 (2014) 『心理学辞典』誠信書房.

2章 マウスの生態と分布

P.15 掲載の参考文献
2-2 浜島房則 (1962) 九州大學農學部學藝雜誌, 20 (1) : 61-79.
2-3 ジャレド・ダイアモンド (2012) 『銃・病原菌・鉄』草思社.
2-4 Moriwaki, K. et al. eds. (1994) "Genetics in Wild Mice" Japan Scientific Societies Press, Tokyo.
2-5 定延子 (1787) 『珍玩鼠育草』 (1982年復刻版, 『江戸科学古典叢書 44 博物学短篇集 上』恒和出版).
2-6日本遺伝学会監修・編 (2017) 『遺伝単』エヌ・ティー・エス.
2-7 寺島俊雄 (1993) ミクロスコピア, 10巻1号 : 28-35.
2-8 寺島俊雄 (1992) ミクロスコピア, 9巻4号 : 162-169.

3章 実験動物としてのマウス

P.29 掲載の参考文献
3-1 米川博通・森脇和郎 (1986) 蛋白質 核酸 酵素, 31 : 1151-1170.
3-2 Morse, III H. C. (2007) "The Mouse in Biomedical Research. 1 History, Wild Mice, and Genetics" Fox, J. G. et al. eds. Academic Press, Burlington, MA, p. 1-11.
3-4 Klein, J. (1982) "Immunology : The Science of Self-Nonself Discrimination" Wiley, New York.
3-6 Koide, T. et al. (1998) Mamm. Genome, 9 : 15-19.

4章 マウスの遺伝学

P.45 掲載の参考文献
4-1 Green, M. C. ed. (1981) "Genetic Variants and Strains of the Laboratory Mouse" Gustav Fischer Verlag, Stuttgart.

5章 マウスを用いた行動遺伝学のあゆみ

P.55 掲載の参考文献

6章 遺伝子から行動へのアプローチ

P.75 掲載の参考文献
6-1 小久保博樹 (2013) 『マウス実験の基礎知識』小出剛編, オーム社, p. 183-198.
6-3 Hebb, D. O. (1949) "The Organization of Behavior : A Neuropsychological Theory" Wiley & Sons, New York.
6-4 高橋直矢ら (2014) ヘブ則『脳科学辞典』DOI : 10.14931/bsd.483.

7章 遺伝子機能解析のための新たなツール

P.91 掲載の参考文献

8章 行動を比較するために

P.105 掲載の参考文献

9章 行動における量的形質の遺伝学

P.121 掲載の参考文献

10章 育種学と遺伝学の接点

P.137 掲載の参考文献

11章 遺伝子発現とマウスの行動

P.147 掲載の参考文献

12章 行動遺伝学の展望

P.155 掲載の参考文献

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