処方薬依存症の理解と対処法

出版社: 星和書店
著者:
発行日: 2019-09-14
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784791110292
書籍・雑誌
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2,530 円(税込)

商品紹介

近年,ドクター・ショッピングによるベンゾジアゼピンなどの処方薬入手や過量服薬に象徴されるように,日本でも“違法薬物でない”薬の乱用・依存が深刻な問題となりつつある。処方薬依存は医師が処方する治療薬であるため医原性の要素も強く,違法薬物とは異なる対応が必要となる。本書の著者は実弟を処方薬依存の影響で喪った米国のジャーナリストであり,当事者をはじめ関係者への膨大な取材を基に,依存症の背景から治療,家族への援助など,処方薬依存症に関する本質的で重要な知見をまとめあげた。日本初の処方薬依存症に関する書籍として,本書は依存当事者や家族は勿論,治療者・支援者に是非役立てていただきたい貴重な一冊である。

目次

  • 第I部 アディクションに対処する
     第1章 アディクションを理解する
     第2章 回復者の物語
     第3章 アディクションの治療
     第4章 アディクションの治療をしている医師の回復に関する考え方
     第5章 家族へのサポート
     第6章 痛みのマネジメントとアディクション
     第7章 処方薬の誤用や依存の危険性の高い高齢者

    第II部 不正に入手される処方薬
     第8章 医師の手から流出する処方薬
     第9章 薬局から流出する処方薬

    第III部 薬物乱用を抑制する努力
     第10章 処方薬モニタリング・プログラム
     第11章 警察・司法関係者の努力

    付録A 規制薬物の分類
    付録B 65歳以上の患者には処方すべきでない医薬品

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