これから始めるPCI 改訂第2版

出版社: メジカルビュー社
著者:
発行日: 2019-09-20
分野: 臨床医学:内科  >  循環器一般
ISBN: 9784758319591
電子書籍版: 2019-09-20 (第2版第2刷)
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商品紹介

カテーテル治療は循環器疾患に対する主軸を担っており,多くの医師が手技を行っている。また,各種デバイスの開発や低侵襲の進歩により,心臓カテーテルに関わる医師はさらに増加し,多くの循環器分野の新人医師は確実な技術,知識の習得が必須となってきている。しかし,多くの新人医師が先輩医師から技術を学んでいるとはいえない現状がある。
そこで本書では,PCIを新たにはじめる際に必要な基礎知識,ガイディングカテーテル,バルーン,ステントの構造や選択方法,穿刺方法等をイラストと画像を用いて平易に解説。また,FFR/iFRによる虚血評価,OCTやIVUSなどのイメージングモダリティ,さまざまなテクニックについても触れ,PCIを行ううえで必ず考えなければならない合併症についても触れている。
PCIの実践的入門書として役立つ1冊である。

目次

  • I PCI前の基礎知識
     1.PCIってなに?
     2.PCIに必要な設備およびスタッフ配置

    II アプローチ部位の選択
     1.大腿動脈アプローチの利点と欠点
     2.橈骨動脈アプローチの利点と欠点

    III ガイディングカテーテルの選択
     1.右冠動脈
     2.左冠動脈

    IV ガイドワイヤーの構造と選択,シェイピングのコツ
     1.ガイドワイヤーの構造と選択,シェイピングのコツ

    V バルーンカテーテルの構造と病変に適した選択法
     1.バルーンカテーテルの構造と病変に適した選択法

    VI ステントの構造と種類
     1. ステントの構造と種類

    VII イメージングモダリティ
     1.IVUS
     2.OCT/OFDI
     3.PCI手技中におけるFFR/iFR測定の意義

    VIII マイクロカテーテル
     1.マイクロカテーテル

    IX ロータブレータ
     1. ロータブレータ

    X 血栓吸引デバイスおよび末梢保護デバイス
     1. 血栓吸引デバイスおよび末梢保護デバイス

    XI さまざまなテクニック
     1.マイクロカテーテル抜去
       (南都法,トラッピングテクニック,エクステンションワイヤー)
     2-1.デバイス挿入困難回避法:ガイドエクステンションの紹介および使用方法
     2-2.デバイス挿入困難回避法:Tornus
     2-3.デバイス挿入困難回避法:buddy wire
     2-4.デバイス挿入困難回避法:アンカーテクニック
     3.分岐部病変に対するステント留置法

    XII 知っておくべき合併症およびその回避法
     1.冠動脈穿孔
     2.no reflow / slow flow
     3. 異物回収法
     4. IVUSスタック
     5. ロータブレータスタック

    XIII  新しいデバイス
     1. DCA(方向性冠動脈粥腫切除術)
     2. エキシマレーザー
     3.DCB(薬剤コーテッドバルーン)
     4. ダイアモンドバック

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

VII イメージングモダリティ

P.102 掲載の参考文献
1) Nakamura M, et al: Cardiovasc Interv Ther, 29: 300-308, 2014.
P.103 掲載の参考文献
2) 平成30年度診療報酬改定について. (厚生労働省) http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411.html
P.105 掲載の参考文献
3) Uren N, et al: N Engl J Med, 330:1782-1788, 1994.
P.114 掲載の参考文献
4) Lee JM, et al: Physiological and Clinical Assessment of Resting Physiological Indexes. Circulation, 139: 889-900, 2019.

XII 知っておくべき合併症およびその回避法

P.238 掲載の参考文献
2) Sakakura K, Ako J, Wada H et al:Comparison of Frequencyof Complications With On-Label Versus Off-Label Use ofRotational Atherectomy. Am JCardiol 110: 498-501, 2012
P.240 掲載の参考文献
3) Sakakura K, Ako J, MomomuraS:Successful removal of anentrapped rotablation burr byextracting drive shaft sheathfollowed by balloon dilatation. Catheter Cardiovasc Interv 78:567-570, 2011.
P.242 掲載の参考文献
4) Sakakura K, Taniguchi Y, TsukuiT, Yamamoto K, Momomura SI,Fujita H:Successful Removalof an Entrapped RotationalAtherectomy Burr Using a SoftGuide Extension Catheter. JACCCardiovascular interventions 10:e227-e229, 2017.

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