わが国は今後、少子化の影響で生産年齢人口が減少する一方、医療を必要とする高齢者は増加する。世界的にも類を見ない危機的状況の中で、どのような医療提供体制を構築していくべきなのか。
すでに医師を除く職員への改正労働基準法は施行され、2024年には医師への施行も決定している。この5年間は、すべての病医院が働き方改革に対応した新体制へとシフトするための準備期間と言える。
そこで本書では、医療従事者の働き方をテーマにした座談会、提言、事例などを多数掲載。働き方改革実現のために、医療経営が向かうべき道筋を照らす。