しっかり学ぶ化学熱力学(電子書籍版) ―エントロピーはなぜ増えるのか―
出版社: |
裳華房 |
著者: |
|
発行日: |
2019-06-15 |
分野: |
基礎・関連科学
>
基礎医学関連科学一般
|
ISBN: |
9784785375379 |
電子書籍版: |
2019-06-15
(ver.1.0)
|
電子書籍
章別単位での購入はできません
ブラウザ、アプリ閲覧
目次
- 表紙
- はじめに - 本書で学習するために -
- 目次
- 1. エネルギー
- 1.1 エネルギー
- 1.2 仕事
- 1.3 運動エネルギー
- 1.4 重力によるポテンシャルエネルギー
- 1.5 電気的仕事
- 1.6 表面仕事
- 1.7 熱
- 1.8 熱と力学的仕事の等価性と特殊性
- 1.9 内部エネルギー
- 1.10 その他のエネルギー
- 1.11 エネルギーの形態と相互作用
- 1.12 潜在的能力の意味
- 1.13 エネルギーと作用量に関してわからなくていいこと
- 2. 熱力学第一法則
- 2.1 孤立系と熱力学第一法則
- 2.2 化学現象を対象とした熱力学第一法則の表現
- 2.3 力学的仕事 ( 体積仕事 ) 再考
- 2.4 熱再考
- 2.5 平衡状態
- 2.6 部分系の平衡状態
- 2.7 状態量
- 2.8 あらためて第一法則の持つ意味
- 3. 熱力学第二法則
- 3.1 熱力学第二法則の導入に向けて
- 3.2 熱の出入りのない場合 ( 断熱変化 ) の検討
- 3.3 内部エネルギーが変化しない場合 ( 理想気体では等温変化 ) の検討
- 3.4 熱の仕事への継続的変換
- 3.5 理想気体の等温圧縮過程
- 3.6 理想気体の等温膨張 - 圧縮過程 - 準静的・可逆変化と不可逆変化
- 3.7 準静的変化と可逆変化
- 3.8 カルノーサイクル
- 3.9 カルノーサイクルからエントロピー概念へ
- 3.10 クラウジウスの変換の当量と補償の考え方
- 3.11 変換の当量についての補足
- 3.12 準静的過程におけるエントロピーの算出
- 3.13 準静的定積変化に対するエントロピー変化の意味
- 3.14 準静的断熱過程が等エントロピー変化である理由
- 3.15 絶対温度について
- 4. エントロピーをどのように理解するか
- 4.1 エントロピーの物理的意味
- 4.2 理想気体の断熱不可逆過程とエントロピー変化
- 4.3 サイクル全体の変換の当量とエントロピー
- 4.4 理想気体の定積不可逆過程とエントロピー変化
- 4.5 温度差に基づく熱の移動現象とエントロピー変化
- 4.6 エントロピーをどのように理解するか
- 5. エンタルピー
- 5.1 便利で使いやすくするための工夫
- 5.2 エンタルピーと熱化学反応の定圧反応熱
- 5.3 電気化学反応の場合のエンタルピー差
- 6 ギブズエネルギーと化学平衡
- 6.1 第二法則を含んだ取り扱い
- 6.2 電気化学反応に対するギブズエネルギーの物理的意味
- 6.3 電気化学反応に対するエンタルピーの物理的意味
- 6.4 熱化学反応におけるギブズエネルギーの意味
- 6.5 開放系の導入 - 閉鎖系の構成要素としての開放系
- 6.6 化学ポテンシャルの導入 - 純物質の化学ポテンシャル
- 6.7 混合系 ( 多成分系 ) の化学ポテンシャル
- 6.8 化学反応系の取り扱い
- 6.9 化学ポテンシャルの温度・圧力依存性
- 6.10 純物質の理想気体の化学ポテンシャルから混合系の理想気体の化学ポテンシャルへ
- 6.11 化学平衡の図的理解
- 7. 化学熱力学を使いこなす
- 7.1 反応にともなうエンタルピー変化の導出
- 7.2 標準エントロピーの求め方
- 7.3 標準ギブズエネルギー変化から平衡定数を求める
- 7.4 ギブズ - ヘルムホルツの式 - 平衡定数の温度依存性
- 索引
- 奥付