リウマチ・膠原病患者さんとそのご家族のための外来通院学
目次
- 本書で膠原病を学ぶ上での注意点
これだけは知っておいて欲しい:膠原病診療にかかわる基本的医学知識
1.免疫・炎症とは?(難易度★☆☆)
2.自己免疫疾患・膠原病とは?(難易度★☆☆)
(コラム1)筆者による膠原病の定義(難易度★★☆)
3.膠原病治療の基本は「上手に付き合う」ことです(難易度★☆☆)
4.膠原病治療(免疫抑制療法)で使う薬について(難易度★★☆)
5.ステロイド薬とは?(難易度★☆☆)
6.狭義の免疫抑制薬とは?(難易度★★☆)
7.分子標的薬とは?(難易度★★☆)
8.膠原病治療の考え方(1)~寛解導入療法から維持療法まで~(難易度★★☆)
9.膠原病治療の考え方(2)~治療がうまくいかないときの2パターン~(難易度★★☆)
10.膠原病治療の考え方(3)~関節リウマチの場合~(難易度★★★)
11.膠原病治療の考え方(4)~天秤理論~(難易度★★★)
12.入院で行うこと(難易度★★☆)
13.把握しておきたい病気のマーカー(難易度★★★)
(コラム2) 医学の世界にはまだわかっていないことがたくさんあります(難易度★★★)
外来通院学I.~日頃から心がけておきたいこと~
1.まずは病気を受け入れましょう
(コラム3) 膠原病内科医は患者さんを膠原病と診断した瞬間から
生涯を見据えた診療をしています
2.薬の飲み忘れに注意する
3.近所にかかりつけ医を持ちましょう
4.「感染に注意して」に込められた意味を理解しましょう
5.定期的にケンシン(健診と検診)を受けましょう
6.インターネット情報の考え方
7.主治医が変わることを見越して治療歴を整理しておきましょう(上級者向け)
8.妊娠・出産の考え方
外来通院学II.~トラブル(感染症)時の対応~
1.風邪をひいたときの対応
2.嘔吐下痢症の対応策
3.帯状疱疹を知っておきましょう
外来通院学III.~診察時の取り組み方~
1.患者さんが医師に伝える内容について
2.医師にとって理想的な外来診療の流れを知っておきましょう
(コラム4)処方箋をもらったらまず内容を確認しましょう
(コラム5)お薬手帳は必ず毎回持参しましょう
3.処方への感想を遠慮せず伝えましょう
(コラム6)数字を使って経過を伝えてみませんか?
4.遠慮せず個人的な都合を伝えましょう
5.後発品(ジェネリック医薬品)の考え方
6.外来受診に費やす時間をできるだけ短くする方法