改訂版 看護場面の再構成

出版社: 日本看護協会出版会
著者:
発行日: 2019-11-10
分野: 看護学  >  看護教育/研究
ISBN: 9784818022355
電子書籍版: 2022-09-20 (電子版)
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目次

  • 表紙
  • はじめに
  • 目次
  • 第1章 プロセスレコードと看護場面の再構成 - その成立と日本への導入の経過から
  • 1 ペプロウによるプロセスレコードの提唱
  • 2 看護師の反応に一致した表現 - オーランドのプロセスレコード
  • 3 学習者自身による自己評価 - ウィーデンバックによる再構成法
  • 4 日本におけるプロセスレコードと再構成法の導入をめぐって
  • 第2章 感情活用によるプロセスレコードの再生
  • 1 オーランドによるプロセスレコードの問題点
  • 2 精神機能についての理解
  • 3 感情体験への注目
  • 4 自己一致 - 異和感の対自化と異和感の投げ返し
  • 5 感情活用について
  • 6 適切な応答と対話の展開
  • 第3章 看護場面の再構成はなぜ必要か ?
  • 1 "気がかり" からの学び
  • 2 看護場面でのゆらぎ
  • 3 事例検討による再構成場面の振り返り
  • 4 適切なケアの基準と表現の多様性
  • 5 "気がかり" への注目から危機状況の克服へ
  • 第4章 プロセスレコードには何をどのように記述するか ?
  • 1 "気がかり" な場面を選んで再構成する
  • 2 思い出せなくても気にしない
  • 3 その時使った言葉で表現してみる
  • 第5章 看護場面の再構成をどう評価するか ? - 再構成法による自己評価の要点
  • 1 この場面を再構成した動機
  • 2 この場面の背景や成り立ち
  • 3 看護師と患者の人間関係
  • 4 看護の視点からみた患者との人間関係
  • 5 再構成の自己評価によって得られた気づき
  • 第6章 看護場面の再構成からの学び - 3人の看護学生の自己評価に沿って
  • 1 患者への共感はケアにつながるか ? - 芦川さんの事例
  • 2 患者に巻き込まれてはいけないのか ? - 夏木さんの事例
  • 3 再構成は看護者としての課題発見にどう役立つか ? - 川口さんの事例
  • 第7章 再構成法による共同学習
  • 1 評価の両義性とその克服 - 自己の問い直しと内発的動機づけ
  • 2 学習者に添えるための前提
  • 3 一面的な批判の克服
  • 4 再構成法のグループ学習 - "裏" のテーマをどう扱うか
  • 5 実習環境に即応した指導 - 問題状況への介入と調整
  • 引用・参考文献
  • 付録 異和感の対自化に役立つ、感情や身体の状態を表す言葉
  • 1 否定的な感情 ( 情動・気分 )
  • 2 否定的な身体感覚
  • 3 肯定的な感情 ( 情動・気分 )
  • 看護場面の再構成記入シート
  • おわりに
  • 奥付
  • 本電子版に関するご案内

この書籍の参考文献

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引用・参考文献

P.125 掲載の参考文献
1) ペプロウ著 (稲田八重子 他訳), 人間関係の看護論, 医学書院, 1973
2) オーランド著 (池田明子, 野田道子訳), 看護過程の教育訓練-評価的研究の試み, 現代社, 1977
3) ウィーデンバック著 (都留伸子, 武山満智子, 池田明子訳), 臨床実習指導の本質-看護学生援助の技術, 現代社, 1972
4) サリヴァン著 (中井久夫他訳), 現代精神医学の概念, みすず書房, 1976
5) キャラウェイ著 (星野敦子訳), ペプロウの生涯-ひとりの女性として, 精神科ナースとして, 医学書院, 2008
6) サリヴァン, クヴァーニス著 (中井久夫訳), サリヴァンのケースセミナー, みすず書房, 2017
7) オトゥール, ウェルト編 (池田明子他訳), ペプロウ看護論-看護実践における対人関係論, 医学書院, 1996
8) ジェイムズ・スミス著 (小玉香津子他訳), ヴァージニア・ヘンダーソン-90年のあゆみ, 日本看護協会出版会, 1992
9) 外間邦江, 外口玉子著, 精神科看護の展開-患者との接点を探る. 医学書院, 1967
10) 外口玉子他著, 成人看護学 VI, 精神疾患患者の看護, 第3版, 医学書院, 1975
11) エクマン著 (菅靖彦訳), 顔は口ほどに嘘をつく, 河出書房新社, 2006
12) 宮本眞巳, 感性を磨く技法としての異和感の対自化, 日本保健医療行動科学会雑誌 31 (2), 31-39, 2016
13) カルーソ, サロベイ著 (渡辺徹訳), EQマネージャー, 東洋経済新報社, 2004
14) 村山正治監修・編著, ロジャーズの中核三条件-一致, 創元社, 2015
15) ホックシールド著 (石川准, 室伏亜希訳), 管理される心-感情が商品になるとき, 世界思想社, 2000
16) ベイトソン著 (佐藤良明訳), 精神の生態学, 新思索社, 2000
17) 宮本真巳, 共依存概念の位置づけをめぐって : 臨床社会学の視点から, 日本嗜癖行動学会誌 32 (2), 122-127, 2017
18) 宮本眞巳, ケアリングを支える感性はどうしたら磨けるか?, 日本看護科学会誌 29 (2) : 53-53, 2009
19) 真木悠介 (見田宗介) 著, 人間解放の理論のために, 筑摩書房, 1986
20) マズロー著 (小口忠彦訳), 改訂新版人間性の心理学, 産能大出版部, 1987
21) キューブラー・ロス著 (鈴木晶訳), 死, それは成長の最終段階-続死ぬ瞬間, 中公文庫, 2001
22) パム・スミス著 (武井麻子, 前田泰樹訳), 感情労働としての看護, ゆみる出版, 2010
23) 宮本眞巳, 看護師の感情労働と異和感の対自化-脱慣習化から価値観の再構築へ, 日本嗜癖行動学会誌, 25 (3),205-214,2008
24) 石川准著, 感情管理社会の感情言説-作為的でも自然でもないもの, 思想 (907), 41-61, 2000
25) デシ, フラスト著 (桜井茂夫訳), 人を伸ばす力-内発と自律のすすめ, 新曜社, 1999
26) ペプロウ, 対人関係 : 看護実践における適用のための理論的枠組, 看護研究 24 (3),11-14,1991
27) 尾崎新著, 「ゆらぐ」ことのできる力-ゆらぎと社会福祉実践, 誠信書房, 1999
28) 角田豊著, 教師のためのプロセスレコード, 金子書房, 2019

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