病いは物語である
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目次
- ■序編―治療における物語と対話
「大きな物語の終焉」以降の精神医学・医療の現在
病いは物語である―「大きな物語の終焉」以降の精神医学・医療の現在
文化精神医学が問うもの―医療人類学の視点から
■第I部 文化精神医学の方法論
精神療法は文化とどこで出会うのか
文化を臨床の中心に据えるために・再論
心理療法の歴史をたどり直す
冥婚考 臨床になぜ「文化」という視点が必要なのか―文化精神医学再考
文化を掘り下げる―土居健郎の著作を再読する
■第II部 臨床におけるエスノグラフィー
病の経験を聴く―医療人類学の系譜とナラティヴ・アプローチ
臨床の記述と語り
精神科臨床になぜエスノグラフィーが必要なのか
臨床場面における物語と声―ジャネの「想話機能」を手がかりに
ジャネと解離
「非定型精神病」の小民族誌―病いはいかに語られ,いかに聞きとられるか
病いの経験とライフヒストリー―精神科コンサルテーションにおける末期患者の聞き取りから(I)
病いの経験とライフヒストリー―精神科コンサルテーションにおける末期患者の聞き取りから(II)
■第III部 現代精神科臨床の変容と文化精神医学の視点
精神科の敷居は低くなったか―精神科受診と「治療文化」の変容
障害・疾患・症状の呼称と翻訳をめぐる問題点―精神科用語検討委員会における議論を踏まえて
グローバルな製薬企業と精神科臨床
グローバルな製薬企業と精神科臨床・再考
日常臨床で自分に言いきかせていること
付論:コラム
仕事は楽しく 「言葉をしみじみと言う」から「病棟を耕す」まで
展望:精神医学の二〇年後
ピケティを誤読する
おくればせの歓迎のことば