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実験医学 38/2 2020年増刊号 いま、本格化する遺伝子治療
実験医学 38/2 2020年増刊号 いま、本格化する遺伝子治療
出版社: |
羊土社 |
発行日: |
2020-02-01 |
分野: |
医学一般
>
雑誌
|
ISSN: |
02885514 |
雑誌名: |
|
特集: |
いま、本格化する遺伝子治療 |
書籍・雑誌
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目次
- 特集 いま、本格化する 遺伝子治療
遺伝性疾患・がんと戦う新たな一手
概論 遺伝子治療の本格的幕開け─その概念・歴史・最新動向
第1章 遺伝子治療の基盤技術
1.AAVベクターおよびAAVベクター遺伝子治療の概要
2.レンチウイルスベクター
3.ゲノム編集による遺伝子治療の現状と問題点
第2章 造血幹細胞遺伝子治療
1.原発性免疫不全症に対する造血幹細胞遺伝子治療
2.ライソゾーム蓄積症の造血幹細胞を標的とした遺伝子治療法の進歩
3.造血幹細胞遺伝子治療の課題と展望
第3章 AAVベクター遺伝子治療
I.局所投与による方法
1.脳をターゲットとした遺伝子治療
2.網膜変性疾患に関する遺伝子治療
II.静脈注射による方法
3.血友病に対する遺伝子治療
4.脊髄性筋萎縮症や筋ジストロフィーに対する遺伝子治療
III.AAVベクター遺伝子治療の課題と展望
5.AAVベクターの大量製造法と精製法
6.AAVに対する中和抗体の問題と対策
7.AAVベクターのカプシド改変─対象疾患拡大に向けて
第4章 遺伝子改変T細胞療法
I.遺伝子改変T細胞療法の現状
1.造血器腫瘍に対するCAR-T細胞療法
2.固形がんに対するTCR-T細胞療法
3.ゲノム編集技術の応用─ユニバーサルCAR-T,免疫チェックポイント阻害など
II.遺伝子改変T細胞療法の課題と展望
4.CARの構築と改良─長期的有効性を高める戦略
5.固形がんに対する新たな複合免疫療法の考え方
第5章 その他の遺伝子治療関連ストラテジー
I.腫瘍溶解性ウイルス療法
1.食道がんに対する放射線併用遺伝子組換えウイルス療法
2.がんに対するウイルス治療の現状【谷 憲三朗】
3.メラノーマおよび膵がんに対するHSV-1自然変異株C-REV【田中舞紀】
II.プラスミドDNA筋注法
4.プラスミドDNA筋注による重症虚血下肢に対する遺伝子治療
─日本初の遺伝子治療薬コラテジェンの誕生
第6章 規制・知財・医療経済的視点
1.日本における遺伝子治療の規制
2.ゲノム編集遺伝子治療のPoints-to-Consider
3.遺伝子治療の商業化に向けた知財の視点
4.高額医療に対する医療経済的視点
第7章 最近のトピックス
1.遺伝子ノックアウトを利用したゲノム編集治療─HIV感染症やサラセミアの場合
2.造血幹細胞のゲノム編集治療に向けた基盤技術開発
3.AAVベクターを用いたin vivoゲノム編集治療
4.がん特異的抗原の探索とCAR-T細胞療法への応用
5.非ウイルス遺伝子改変法によるCAR-T細胞療法の開発と臨床応用
6.がん特異的なネオアンチゲンを標的としたTCR-T細胞療法
7.iPS細胞技術を用いる若返りT細胞療法の開発─実臨床に向けた開発戦略