大規模スクラム Large-Scale Scrum(LeSS) ―アジャイルとスクラムを大規模に実装する方法(電子書籍版)

出版社: 丸善出版
著者:
発行日: 2019-02-20
分野: 基礎・関連科学  >  基礎医学関連科学一般
ISBN: 9784621303665
電子書籍版: 2019-02-20 (電子書籍版)
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4,950 円(税込)

商品紹介

アジャイルとスクラムは、長い間、明らかで、自明と思われていたマネジメント上の思い込みに、明確な別の可能性を提示する。また「大規模スクラム」または「LeSS」は、アジャイルとスクラムを大規模に実装する方法を示すことによって、マネジメントの世界を変革する重大な発見を続けている。現在、多くの組織は、プロダクトやプラットフォームのさまざまな面で同期して業務をする複数のチームをうまく扱えていない。本書は、LeSSの導入に携わっているすべての方に、チームの運営方法とそれ以外の組織の運営方法とのストレスを解決する実践的なステップバイステップの指針を提供する。

目次

  • 表紙
  • 原書推薦文
  • 原書序文
  • 日本語版刊行に寄せて
  • 目次
  • 1 LeSSでもっと多く
  • 2 LeSS
  • 2.1 LeSS
  • 2.1.1 バックグラウンド
  • 2.1.2 実験, ガイド, ルール, 原理・原則
  • 2.1.3 LeSSの原理・原則
  • 2.1.4 2つのフレームワーク : LeSSとLeSS Huge
  • 2.2 LeSSフレームワーク
  • 2.2.1 LeSSフレームワークの概要
  • 2.2.2 LeSS物語
  • 2.2.3 LeSS物語 : チームの流れ
  • 2.2.4 LeSS物語 : アイテムの流れ
  • 2.3 LeSS Hugeフレームワーク
  • 2.3.1 要求エリア
  • 2.3.2 エリアプロダクトオーナー
  • 2.3.3 エリアフィーチャーチーム
  • 2.3.4 LeSS Hugeフレームワーク概要
  • 2.3.5 LeSS Huge物語
  • 2.3.6 LeSS Huge物語 : 新しい要求エリア
  • 2.3.7 複数拠点チーム : 用語とヒント
  • 2.3.8 LeSS Huge物語 : 複数拠点チーム
  • 第I部 LeSSの構造
  • 3 導入
  • 3.1 LeSSの導入
  • 3.1.1 ガイド : 3つの導入原則
  • 3.1.2 ガイド : はじめに
  • 3.1.3 ガイド : 文化は構造に従う
  • 3.1.4 ガイド : 役割は守らないが雇用は守る
  • 3.1.5 ガイド : 完璧を目指しての組織ビジョン
  • 3.1.6 ガイド : 継続的改善
  • 3.1.7 ガイド : 導入の拡大
  • 3.2 LeSS Huge
  • 3.2.1 ガイド : 進化させながらインクリメンタルな導入
  • 3.2.2 ガイド : 要求エリアを1つずつ
  • 3.2.3 ガイド : 並列組織
  • 4 顧客価値による組織化
  • 4.1 LeSSでの顧客価値による組織づくり
  • 4.1.1 ガイド : チームベースの組織を構築する
  • 4.1.2 ガイド : フィーチャーチームを理解する
  • 4.1.3 ガイド : フィーチャーチーム導入マップ
  • 4.1.4 ガイド : 顧客ドメインでの専門化を優先
  • 4.1.5 ガイド : LeSSの組織構造
  • 4.1.6 ガイド : 複数拠点でのLeSS
  • 4.2 LeSS Huge
  • 4.2.1 ガイド : 要求エリア
  • 4.2.2 ガイド : 流動的な要求エリア
  • 4.2.3 ガイド : フィーチャーチームへの移行
  • 4.2.4 ガイド : LeSS Hugeの組織
  • 5 マネジメント
  • 5.1 LeSSでのマネジメント
  • 5.1.1 ガイド : テイラーとファヨールを理解する
  • 5.1.2 ガイド : Y理論によるマネジメント
  • 5.1.3 ガイド : マネージャーは任意
  • 5.1.4 ガイド : LeSSの組織
  • 5.1.5 ガイド : 現地現物
  • 5.1.6 ガイド : 教師および学習者としてのマネージャー
  • 5.1.7 ガイド : ドメインと技術力の両方
  • 5.1.8 ガイド : 少ない目標とLeSSのメトリクス
  • 5.1.9 ガイド : マネジメントに関する推奨書籍リスト
  • 6 スクラムマスター
  • 6.1 LeSSのスクラムマスター
  • 6.1.1 ガイド : スクラムマスターが重視すること
  • 6.1.2 ガイド : スクラムマスターの5つのツール
  • 6.1.3 ガイド : 巨大なグループのファシリテーション
  • 6.1.4 ガイド : 学習と複数のスキル習得を促進する
  • 6.1.5 ガイド : コミュニティ活動
  • 6.1.6 ガイド : スクラムマスターのサバイバルガイド
  • 6.1.7 ガイド : スクラムマスターへの推奨書籍
  • 6.1.8 ガイド : 特に注意を払う領域
  • 6.2 LeSS Huge
  • 6.2.1 ガイド : 要求エリアのサイロ化を避ける
  • 第II部 LeSSのプロダクト
  • 7 プロダクト
  • 7.1 LeSSのプロダクト
  • 7.1.1 ガイド : あなたのプロダクトは何ですか ?
  • 7.1.2 ガイド : あなたのプロダクトを定義する
  • 7.1.3 ガイド : プロダクトの定義を広げる
  • 7.1.4 ガイド : プロジェクトやプログラムよりもプロダクト
  • 7.2 Less Huge
  • 8 プロダクトオーナー
  • 8.1 LeSSのプロダクトオーナー
  • 8.1.1 ガイド : 誰がプロダクトオーナーになるべきか ?
  • 8.1.2 ガイド : 一時的な仮のプロダクトオーナーと早めに, または適当に始める
  • 8.1.3 ガイド : ユーザー / 顧客は誰 ?
  • 8.1.4 ガイド : 明確化より優先順位付け
  • 8.1.5 ガイド : やってはいけないこと
  • 8.1.6 ガイド : プロダクトオーナーのヘルパー
  • 8.1.7 ガイド : 5つの関係
  • 8.1.8 ガイド : 何よりも顧客との協調を
  • 8.1.9 ガイド : 少なくともスプリントごとに出荷する
  • 8.1.10 ガイド : 良い人になるな
  • 8.1.11 ガイド : 放棄しよう
  • 8.1.12 ガイド : やっていないことをUndoneワークにするな
  • 8.1.13 ガイド : LeSSのミーティング
  • 8.2 Less Huge
  • 8.2.1 ガイド : LeSS Hugeのプロダクトオーナー
  • 8.2.2 ガイド : エリアプロダクトオーナー
  • 8.2.3 ガイド : スクラムマスターの助けを借りるPOチーム
  • 9 プロダクトバックログ
  • 9.1 LeSSのプロダクトバックログ
  • 9.1.1 ガイド : 「依存関係の管理」ではなく, 制約の最小化
  • 9.1.2 ガイド : 少しかじる
  • 9.1.3 ガイド : 親の対処
  • 9.1.4 ガイド : 特別なアイテムの取扱い
  • 9.1.5 ガイド : 大規模プロダクトバックログ用のツール
  • 9.1.6 ガイド : アウトカムを多く, アウトプットを少なく
  • 9.2 Less Huge
  • 9.2.1 ガイド : エリアバックログ
  • 9.2.2 ガイド : 最大3レベルまで
  • 9.2.3 ガイド : 巨大な要求のための新しいエリア
  • 9.2.4 ガイド : 巨大な要求を扱う
  • 10 Doneの定義
  • 10.1 LeSSのDone
  • 10.1.1 ガイド : Doneの定義を作成する
  • 10.1.2 ガイド : Doneの定義を育てる
  • 10.2 Less Huge
  • 第III部 LeSSスプリント
  • 11 プロダクトバックログリファインメント
  • 11.1 LeSSのプロダクトバックログリファインメント
  • 11.1.1 ガイド : プロダクトバックログリファインメントの種類
  • 11.1.2 ガイド : オーバーオールPBR
  • 11.1.3 ガイド : 複数チームPBR
  • 11.1.4 ガイド : 複数拠点でのPBR
  • 11.1.5 ガイド : 最初のPBR
  • 11.1.6 ガイド : 分割
  • 11.1.7 ガイド : 大規模での見積り
  • 11.2 LeSS Huge
  • 12 スプリントプランニング
  • 12.1 LeSSスプリントプランニング
  • 12.1.1 ガイド : スプリントプランニング1
  • 12.1.2 ガイド : マルチチーム・スプリントプランニング2
  • 12.1.3 ガイド : スプリントバックログにソフトウェアのツールは使わない
  • 12.2 LeSS Huge
  • 12.2.1 ガイド : プロダクトオーナーのチームミーティング
  • 13 調整と統合
  • 13.1 LeSSでの調整と統合
  • 13.1.1 ガイド : ただ話す
  • 13.1.2 ガイド : 調整しやすい環境
  • 13.1.3 ガイド : コードでのコミュニケーション
  • 13.1.4 ガイド : 継続的にインテグレーションする
  • 13.1.5 ガイド : コミュニティ
  • 13.1.6 ガイド : クロスチームミーティング
  • 13.1.7 ガイド : 複数チームの設計ワークショップ
  • 13.1.8 ガイド : 現在のアーキテクチャワークショップ
  • 13.1.9 ガイド : コンポーネントメンター
  • 13.1.10 ガイド : オープンスペース
  • 13.1.11 ガイド : トラベラー
  • 13.1.12 ガイド : 偵察
  • 13.1.13 ガイド : スクラムオブスクラムズをしない方がいいかも
  • 13.1.14 ガイド : リーディングチーム
  • 13.1.15 ガイド : テクニックを混ぜ合わせる
  • 13.2 LeSS Huge
  • 14 レビューとレトロスペクティブ
  • 14.1 LeSSのスプリントレビューとレトロスペクティブ
  • 14.1.1 ガイド : 早く頻繁にプロダクトを適応させる
  • 14.1.2 ガイド : レビュー・バザール
  • 14.1.3 ガイド : オーバーオールレトロスペクティブ
  • 14.1.4 ガイド : システムを改善する
  • 14.2 LeSS Huge
  • 14.2.1 ガイド : 複数エリアでのレビューとレトロスペクティブ
  • 第IV部 More or LeSS
  • 15 次は何をすべきか ?
  • 推薦図書
  • 付録A LeSSルール
  • 付録B ガイド
  • 監訳者あとがき
  • 訳者紹介
  • 索引
  • 奥付

この書籍の参考文献

参考文献のリンクは、リンク先の都合等により正しく表示されない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

推薦図書

P.303 掲載の参考文献
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