系統看護学講座 専門分野II 成人看護学[10] 運動器 第15版

出版社: 医学書院
発行日: 2019-01-08
分野: 看護学  >  看護教育/研究
ISBN: 9784260035651
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商品紹介

動器看護の対象が外傷性の疾患と非外傷性の疾患に大きく分けられることをふまえ、序章・6章A・7章それぞれにおいて外傷・非外傷の2事例を扱い、治療と看護の項目を外傷性・非外傷性に整理して刷新しました。
「第5章 疾患の理解」を中心に図版を刷新し、治療と看護の理解に必要となる内容を充実させました。
「第6章A 疾患をもつ患者の経過と看護」を新設し、骨折と関節リウマチ2つの事例をもとにして、患者の治療と経過別の看護の全体像をイメージできるよう工夫しました。
フレイルやサルコペニア、クラッシュシンドローム、インフォームドコンセントと患者教育など、運動器の看護を学ぶにあたって必要となる項目をよりいっそう充実させました。

目次

  • 序章 この本で学ぶこと
     運動器疾患をもつ患者の姿
     本書の構成マップ

    第1章 運動器の看護を学ぶにあたって
      A 医療の動向と看護
       1 疾病構造・医療提供体制の変化
       2 看護提供の場の広がりと連携
      B 患者の特徴と看護の役割
       1 身体的な問題とその援助
       2 心理・社会的な問題とその援助
      C 姿勢・動作モデルとしての看護の役割
       1 正しい姿勢
       2 ボディメカニクス

    第2章 運動器の構造と機能
      A 骨
       1 骨の構造と組成
       2 骨の発育と再生
       3 骨形成と骨吸収,骨の再造形(リモデリング)
       4 骨の形態・種類と機能
      B 関節
       1 関節の構造
       2 関節の機能
      C 神経と筋肉
       1 神経の構造と機能
       2 筋肉の構造と機能
      D 腱と靱帯
       1 腱の構造と機能
       2 靱帯の構造と機能

    第3章 症状とその病態生理
      A 疼痛
       1 疼痛とは
       2 疼痛の評価法
       3 器官による疼痛の分類
       4 疼痛のおこり方
      B 形態の異常
       1 形態異常の分類(奇形と変形)
       2 機能的要因別にみた変形
       3 部位別にみた変形
      C 関節運動の異常
       1 関節拘縮
       2 強直
       3 動揺関節
      D 神経の障害
       1 運動麻痺
       2 感覚障害
      E 跛行(異常歩行)
      F 筋肉の障害
      G その他の障害

    第4章 診断・検査と治療・処置
      A 診察・診断の流れ
       1 問診
       2 視診・触診
       3 神経診察
      B 検査
       1 画像検査
       2 電気生理学的検査
       3 関節鏡検査
       4 その他の検査
      C 治療・処置
       1 保存療法(非観血的治療)
       2 理学療法と作業療法
       3 手術療法
       4 義肢と装具

    第5章 疾患の理解(田中栄)
     I 外傷性(外因性)の運動器疾患
      A 骨折
       1 骨折とは
       2 各種の骨折
      B 脱臼
       1 脱臼とは
       2 各種の脱臼
      C 捻挫および打撲
       1 捻挫
       2 打撲
      D 神経の損傷
       1 脊髄損傷
       2 末梢神経損傷
      E 筋・腱・靱帯などの損傷
       1 筋断裂(いわゆる肉離れ)
       2 アキレス腱断裂
       3 手の外傷
       4 手指の腱断裂
       5 膝内障
       6 区画(コンパートメント)症候群
     II 内因性(非外傷性)の運動器疾患
      A 先天性疾患
       1 先天性筋性斜頸
       2 発育性股関節形成不全
       3 先天性内反足
       4 骨系統疾患
       5 その他の先天性疾患
      B 骨・関節の炎症性疾患
       1 骨・関節の感染症
       2 関節リウマチとその類縁疾患
       3 関節の変性疾患:変形性関節症
      C 骨腫瘍および軟部腫瘍
       1 良性骨腫瘍
       2 悪性骨腫瘍
       3 良性軟部腫瘍
       4 悪性軟部腫瘍
      D 代謝性骨疾患
       1 骨粗鬆症
       2 くる病・骨軟化症
       3 副甲状腺(上皮小体)機能亢進症
       4 骨パジェット病
       5 慢性腎臓病に伴う骨ミネラル代謝異常(CKD-MBD)
      E 腱の疾患
       1 ばね指
       2 狭窄性腱鞘炎
       3 デュピュイトラン拘縮
       4 上腕骨上顆炎
       5 アキレス腱周囲炎
       6 ガングリオン
      F 神経・筋疾患
       1 脳性麻痺
       2 急性脊髄前角炎(急性灰白髄炎,ポリオ)
       3 末梢性ニューロパチー
       4 複合性局所疼痛症候群(CRPS)
       5 進行性神経障害
       6 筋ジストロフィー
      G 上肢および上肢帯の疾患
       1 頸肩腕症候群
       2 胸郭出口症候群
       3 いわゆる五十肩
       4 月状骨軟化症
      H 脊椎の疾患
       1 変形性脊椎症
       2 頸椎症
       3 腰部脊柱管狭窄症
       4 脊柱靱帯骨化症
       5 椎間板ヘルニア
       6 脊椎分離症および脊椎すべり症
       7 骨粗鬆症性圧迫骨折
       8 二分脊椎(脊椎披裂)
       9 脊髄腫瘍
       10 脊椎の姿勢異常
       11 腰痛
      I 下肢および下肢帯の疾患
       1 骨端症(骨端炎)
       2 関節遊離体(関節ねずみ)
       3 特発性大腿骨頭壊死症
       4 大腿骨頭すべり症
       5 滑液包炎
       6 扁平足
       7 外反母趾
      J ロコモティブシンドロームと運動器不安定症
      K フレイル
      L サルコペニア
      M 廃用症候群

    第6章 患者の看護
      A 疾患をもつ患者の経過と看護
       1 大腿骨骨幹部骨折患者の経過と看護
       2 関節リウマチ患者の経過と看護
      B 援助のためのおもな知識と技術
       1 身体機能の評価
       2 日常生活動作(ADL)の評価
       3 基本肢位・良肢位と廃用症候群の予防
       4 セルフケアを支える道具の活用
       5 運動器リハビリテーション
       6 運動器疾患と保健・医療・福祉制度
      C 症状に対する看護
       1 疼痛,循環・神経障害
       2 骨折(外傷)がもたらす出血性ショック
       3 運動器疾患と感染管理
      D 検査・診断を受ける患者の看護
       1 画像検査を受ける患者の看護
       2 疾患の理解と治療の選択をたすける看護
      E 保存療法を受ける患者の看護
       1 ギプス固定を受ける患者の看護
       2 副子固定を受ける患者の看護
       3 牽引療法を受ける患者の看護
      F 手術を受ける患者の看護
       1 手術前の看護
       2 手術後の看護
       3 上肢(帯)の手術と看護
       4 体幹(脊椎および脊髄)の手術と看護
       5 下肢(帯)の手術と看護
       6 四肢の切断術と看護
      G 疾患をもつ患者の看護
       1 大腿骨頸部骨折・大腿骨転子部骨折患者の看護
       2 腰痛患者の看護
       3 脊髄損傷患者の看護
       4 骨腫瘍患者の看護
       5 関節リウマチ患者の看護

    第7章 事例による看護過程の展開
      A 大腿骨頸部骨折による人工骨頭置換術後の患者の看護
       1 患者についての情報
       2 看護過程の展開
       3 退院時の指導
      B 脊髄損傷患者の退院支援・調整
       1 患者についての情報
       2 看護過程の展開

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