医師が沈黙を破るとき

出版社: カイ書林
著者:
発行日: 2020-03-23
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 9784904865491
書籍・雑誌
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商品紹介

世界の人々の健康のために最も重要なことは、戦争をさせないこと−。日野原重明の言葉をきっかけに平和活動について関心を持つようになった医師が、平和や医師の資質について考える。平安山英盛・日野原重明との対話も収録。

目次

  • プロローグ

    序章
    沈黙を破るメッセージ
    □ 序章 日野原重明先生からの遺言メッセージ
    第1章 平和といのち
    □ 日野原先生がオスラー先生を発見したのは敗戦直後であった
    現象と本もの、からだとこころ
    □ 徳田 安春 の個人史
    徳田 安春と若手医師との問答

    第2章 琉球の平和主義から学ぶ
    □ 沖縄―その悠久の歴史
    □ 沖縄の戦後
    □ 沖縄の人々の健康/li>
    □ 正しい歴史を伝え、知ることが、平和と民主主義のエネルギーになる
    第2章のまとめ

    第3章 対話編その1「平安山英盛先生と語る医師の平和活動」
    対話編その1「平安山英盛先生と語る医師の平和活動」
    □ 平安山英盛先生の生い立ち
    □ 沖縄県立中部病院で研修を始めて2年目のときに沖縄は日本に復帰
    □ 平安山先生は、優しい外科医としてロールモデルだった
    □ 定年退職後に命を守る平和活動を始めた
    □ 抗議活動はこうして始めた
    □ 沖縄県民に分断があるのが大きな問題である
    □ 医学部では平和や倫理を教えるべきである
    □ 非暴力で話し合い、医師として命を助けるための活動を続けたい。

    第4章 対話編その2「日野原重明先生と語る医のアート」
    □ 第1回:「アートから出発した医学」
    □ 第2回:「医師には知性と感性が求められる」
    □ 第3回:「判断は難しい。経験は過ちやすい」(ヒポクラテス)
    □ 第4回:「主治医とは何か、コンサルテーシヨンとは何か」
    □ 第5回:「いとおしむ心が医師には求められる」
    □ 第6回:「生命倫理を考える」
    □ 第7回:「感性を育てる」
    □ 第8回:「生活習慣病」ということばはこうして生まれた
    □ 第9回:自分で選択をするのが、「賢明な選択」
    □ 第10回:「伸びる教育、伸びない教育」
    □ 第11回:「教育にはシステムが必要です」

    第5章 21世紀の医師に求められる資質
    □ ケースその1:子どもの心雑音
    □ ケースその2:突然の聴力低下
    □ 医学部入試の諸問題
    □ アートとサイエンス
    □ ケース3:原因不明の寝汗
    □ ケース4:喘息死
    □ ケース5:2019年のある報道ケース
    □ 医師への信頼が揺らいでいる
    □ 優しさを持つ医師をどう育てるか
    □21世紀の医師の地球的役割

    付録 1 平和といのちを育むことば
    付録 2 平和といのちを学ぶための9冊の本
    付録 3 英文ハイライト

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