がん薬物療法のひきだし

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2020-04-01
分野: 臨床医学:一般  >  癌/腫瘍一般
ISBN: 9784260041805
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4,950 円(税込)

商品紹介

「まずはここから」。がん薬物療法の「疾患」「レジメン」「副作用対策」の入門教科書
がん薬物療法に関する知識をわかりやすく解説し、臨床業務で生じる課題・疑問を解決するための“ひきだし”となる入門教科書。学生などの初学者から、専門・認定資格を目指す中堅・若手まで、がん薬物療法のステップアップを目指す人に最適! がん薬物療法の「疾患」「レジメン」「副作用対策」をバランスよく取り上げ、最新のガイドラインに準拠。免疫関連有害事象(irAE)についてもフォロー。

目次

  • 1段目 総論
     1 がん疫学と病因
      1 疫学
      2 病因
     2 がんとは(がんの種類,がん細胞,病期,がんと免疫の関係)
      1 がんの種類
      2 がん細胞
      3 病期(TNM分類)
      4 がんと免疫の関係
     3 がん診断と効果判定
      1 診断のアプローチと考え方
      2 画像診断
      3 内視鏡診断
      4 腫瘍マーカー
      5 遺伝子・染色体診断
      6 治療効果判定
     4 がん治療の考え方(各種治療,集学的治療)
      1 がん治療の考え方
      2 集学的治療
      3 外科手術
      4 内視鏡手術
      5 放射線療法
     5 レジメン管理
      1 レジメンとは
      2 レジメン申請・審査・登録
      3 レジメン評価と更新
     6 投与管理・調製
      1 抗がん薬のレジメンチェック(投与量・投与間隔など)
      2 併用支持薬のチェック
      3 抗がん薬の調剤
      4 注射用抗がん薬の投与中の注意
     7 曝露対策
      1 HDとは
      2 職業性曝露
      3 曝露予防対策
      4 抗がん薬調製
      5 汚染時の対応
      6 HDリストと危険性の分類

    2段目 抗がん薬各論
     8 殺細胞性抗がん薬
      1 アルキル化薬
      2 代謝拮抗薬
      3 抗腫瘍性抗生物質
      4 プラチナ製剤
      5 微小管阻害薬
      6 トポイソメラーゼ阻害薬
      7 その他
     9 分子標的治療薬(低分子薬+抗体薬)
      1 低分子薬・遺伝子組換え融合蛋白質製剤
      2 抗体薬
     10 ホルモン療法薬
      1 ホルモン産生阻害
      2 ホルモンレセプター機能阻害薬
      3 その他
     11 免疫療法薬
      1 免疫チェックポイント阻害薬
     12 免疫調節薬(IMiDs)

    3段目 がん薬物療法
     13 がん薬物療法の総論
      1 がん薬物療法とは
      2 臓器障害等のハイリスク患者におけるがん薬物療法の考え方
      3 耐性のメカニズム
     14 乳がん
      1 乳がんとは
      2 治療法
      3 副作用管理
     15 肺がん
      1 肺がんとは
      2 小細胞肺がんの治療法
      3 非小細胞肺がんの治療法
      4 副作用管理
     16 食道がん
      1 食道がんとは
      2 治療法
      3 副作用管理
     17 胃がん
      1 胃がんとは
      2 治療法
      3 副作用管理
     18 大腸がん
      1 大腸がんとは
      2 治療法
      3 副作用管理
     19 肝・胆・膵がん
      1 肝臓がん
      2 胆道がん
      3 膵がん
     20 婦人科がん
      1 卵巣がん
      2 子宮がん
     21 泌尿器がん
      1 腎細胞がん
      2 膀胱がん
      3 前立腺がん
     22 頭頸部がん・甲状腺がん
      1 頭頸部がん・甲状腺がんとは
      2 治療法
      3 副作用管理
     23 悪性リンパ腫
      1 悪性リンパ腫とは
      2 治療法
      3 副作用管理
     24 慢性骨髄性白血病
      1 慢性骨髄性白血病とは
      2 治療法
      3 副作用管理
     25 多発性骨髄腫
      1 多発性骨髄腫とは
      2 治療法
      3 副作用管理

    4段目 副作用対策
     26 がん薬物療法の副作用
      1 抗がん薬で起こる副作用
      2 副作用対策の重要性
      3 副作用評価の方法
      4 薬剤師による副作用マネジメント
      5 副作用症状の患者教育
     27 支持療法薬
      1 支持療法とは
      2 予防的支持療法薬と治療的支持療法マネジメント
     28 貧血(赤血球減少症),血小板減少症
      1 貧血(赤血球減少症)
      2 血小板減少症
     29 好中球減少症と感染症(発熱性好中球減少症)
      1 定義
      2 原因となりうる主な抗がん薬
      3 アセスメント
      4 FNの治療(支持療法)
     30 消化器症状(口内炎,悪心・嘔吐,下痢,便秘)
      1 口内炎
      2 悪心・嘔吐
      3 下痢
      4 便秘
     31 皮膚障害(血管外漏出,皮膚障害,脱毛)
      1 血管外漏出
      2 皮膚障害
      3 脱毛
     32 腎毒性
      1 定義
      2 原因となりうる主な抗がん薬
      3 アセスメント
      4 支持療法
     33 心毒性
      1 定義
      2 原因となりうる主な抗がん薬
      3 アセスメント
      4 支持療法
     34 肝障害
      1 定義
      2 原因となりうる主な抗がん薬
      3 アセスメント
      4 治療
     35 神経障害
      1 定義
      2 原因となりうる主な抗がん薬と神経障害の特徴
      3 アセスメント
      4 支持療法
     36 味覚障害
      1 定義
      2 原因となりうる主な抗がん薬
      3 アセスメント
      4 支持療法
     37 過敏症(infusion reaction 含む)
      1 定義
      2 原因となりうる抗がん薬
      3 アセスメント
      4 治療
     38 腫瘍崩壊症候群
      1 定義
      2 病態
      3 原因となりうる主な抗がん薬
      4 アセスメント
      5 支持療法
     39 間質性肺炎
      1 定義
      2 原因となりうる主な抗がん薬
      3 アセスメント
      4 治療
     40 高血圧
      1 定義
      2 原因となりうる主な分子標的治療薬
      3 アセスメント
      4 支持療法
     41 免疫関連有害事象:irAE
      1 定義
      2 原因となりうる薬剤
      3 アセスメント
      4 支持療法

    5段目 緩和ケア
     42 疼痛緩和と鎮痛薬
      1 緩和ケア
      2 痛みの種類と評価
      3 鎮痛薬の種類
      4 がん疼痛治療の基本とコツ
      5 オピオイド鎮痛薬の副作用

    欧文略語一覧

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