社会福祉の情

出版社: 福村出版
著者:
発行日: 2020-05-30
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784571420740
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商品紹介

制度整備が高度化する一方、格差拡大や高齢化により孤立する人々にどう対処すればいいのか。日本古来の弱者への関わり方を振り返り、わが国独自の社会福祉のかたちを模索する。

目次

  • 第1章 福沢諭吉の被治者観と儒教――社会福祉の論理と倫理の問題提起
     はじめに
     第1節 福沢諭吉の儒教批判と中村正直の儒教受容
      1 福沢の儒教批判
      2 中村正直の儒教受容
     第2節 福沢の「被治者」観と「弱さ」思想
      1 福沢の「被治者」観
      2 福沢の相対的「弱さ」思想
     第3節 儒教的慈善と被治者観(倫理と日本社会の構造的偏重)
     第4節 儒教における福祉的倫理観と公的救済思想
     おわりに

    第2章 大塩中斎の実践倫理――社会福祉の論理と倫理の考察
     はじめに
     第1節 民衆運動に見る自立的倫理観の拡大――公的救済以前の救済
     第2節 大塩中斎の実践倫理
     第3節 心情発現としての「倫理」と社会規範としての「道徳」
     第4節 「社会」と「福祉」
     おわりに

    第3章 社会福祉の情(こころ)――「他者」に向けられた「あはれをしる」こころ
     はじめに
     第1節 古事記に見る「他者」に向けられた「こころ」
     第2節 「物に感ずる」=「情(こころ)の深く感ずる」=「あはれをしる」
     第3節 「あはれをしる」=「こころ」の動き
     第4節 「あはれをしる」こころと日本的な社会福祉
     おわりに

    第4章 国家(公)の成立と情(こころ)(私)の管理――社会福祉の論理と倫理の様相
     はじめに
     第1節 国家理念の構想
     第2節 「人体質」としての国家
     第3節 有機体としての国家の説明
     第4節 国家有機体理論による公的救済
     第5節 社会福祉の論理と倫理
         (国家〔公〕優先主義と情(こころ)〔私〕の誘導・管理体制)
     おわりに

    第5章 渡辺海旭の「共済」思想――全体的・国民的事業としての社会事業
     はじめに
     第1節 渡辺海旭が生きた時代
      1 仏教徒渡辺海旭の誕生と「仏教清徒同志会」の発足(1872-1899)
      (1)仏教徒渡辺海旭の誕生
      (2)「仏教清徒同志会」発足(1899)
      2 ドイツ留学で知った社会問題と労働者による共済的相互扶助活動(共済思想)、そして日本の社会問題への仏教徒としての決意(1900-1910)
      (1)ドイツにおける社会問題
      (2)ドイツ労働者保護政策に見た「共済」
      (3)仏教による社会貢献(社会事業)への開眼
      3 共済思想と社会事業(1911-1916)
      (1)「浄土宗労働共済会」開所(1911)
      (2)「仏教徒社会事業研究会」発起(1912)
      (3)「現代感化救済事業の五大方針」――科学的社会事業
      4 仏教社会事業と仏教教育の啓蒙実践期(1917-1933)
     第2節 共済思想と社会連帯思想
     おわりに

    第6章 戦時下の厚生事業とこんにちの社会福祉の方向
        ――パラダイム異変下における「人」的自助ファクター
     はじめに
     第1節 戦時下における厚生事業
      1 社会事業理論の変質と危機対応
      2 「日本社会事業新体制要綱」に描かれた厚生事業
      3 戦時厚生事業のこんにち的意義(社会事業の連続性)
     第2節 社会福祉期におけるいわゆる“パラダイム異変”と「人」的自助
      1 パラダイム異変とその背景
      2 社会福祉の「人」的自助ファクター
     おわりに

    第7章 契約型社会福祉におけるニーズの考察――社会福祉政策研究の課題
     はじめに
     第1節 措置委託制度と契約制度の下でのニーズ
     第2節 社会福祉におけるニーズと需要の関係
     第3節 社会的ニーズの二つの意味
     第4節 ニーズの個別化
     おわりに

    第8章 福祉経営学の考察――京極理論の研究展開枠組みからの検討
     はじめに
     第1節 本章における課題
     第2節 京極理論の研究展開に関する枠組み
      1 市民参加による社会福祉の視点
      2 福祉計画の視点
      3 専門職養成の視点
      4 在宅福祉サービスの視点
      5 福祉産業の育成
      6 福祉コミュニティの視点
      7 新しい社会保障の視点
      8 公的介護保険の視点
     第3節 研究展開枠組みと社会福祉の時代動向
     第4節 京極社会福祉学における福祉経営学の位置
     第5節 福祉経営学の内容
     おわりに

    第9章 「障がい者のスポーツ」から「障がい者スポーツ」へ
        ――社会福祉政策と文教政策の下における「障がい者スポーツ」理解のための一資料
     はじめに
     第1節 障がい者への社会福祉政策理念と障がい者のスポーツ
      1 職業更生期(1945-1964)における障がい者施策と障がい者のスポーツ
      2 リハビリテーション期(1965-1973)における
        障がい者施策と障がい者のスポーツ
      3 施設収容から在宅サービスへの移行期(1974-1980)における
        障がい者施策と障がい者のスポーツ
      4 地域での自立生活移行期(1981-1988)における
        障がい者施策と障がい者のスポーツ
      5 自立生活や平等な社会づくり期(1989-1996)における
        障がい者施策と障がい者のスポーツ
      6 自立支援期(1997-現在)における障がい者施策と障がい者のスポーツ
     第2節 文教政策から見た障がい者のスポーツ
      1 1958~1988年
      2 1989~2000年
      3 2000~2010年
      4 2011年以降
     第3節 社会福祉政策と文教政策と障がい者のスポーツ
     第4節 ハイブリッド現象としての障がい者スポーツ
     おわりに

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