投球障害 予防&治療プラクティカルガイド

出版社: メジカルビュー社
著者:
発行日: 2020-06-10
分野: 臨床医学:外科  >  スポーツ医学
ISBN: 9784758318761
電子書籍版: 2020-06-10 (第1版第1刷)
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商品紹介

医療者(メディカルスタッフ)は野球現場の実際にそれほど詳しくなく,野球指導者(スキルコーチ,コンディショニングコーチ)は医学的知識が十分ではない。このギャップの橋渡しを目的に,投球障害にかかわる職種それぞれの知識・技術を,シンプルにかつポイントを押さえ,わかりやすい図や言い回しで解説。
後副題に示すように,Medical(医学的知識),Skill(投球動作の技術),Conditioning(体のケア,トレーニング,栄養学まで含めたコンディショニング全般)の三本柱で構成。

目次

  • Part I Prologue
     1 投球障害における現状の問題とその解決のために
      はじめに
      投球障害を取り巻く環境における現状の問題点
      指導者・選手に望む
      知識と技術の伝え方
      治療に対する考え方
      医学とスキルとコンディショニングの架け橋に

    Part II Medical
     1 上肢の構造と機能
      肩の機能解剖
      肘の機能解剖
      上肢機能に影響を与える他の部位
     2 画像から得られる情報の理解
      野球選手にみられる主要疾患(病態)の診断に際して用いられる画像の目的
      正常画像と読影のポイント
     3 画像から見た各種疾患:正常画像と異常画像の比較
      はじめに
      肩関節疾患
      肘関節疾患
      肩・肘関節単独で考えるべきではない疾患
     4 野球外傷に対するプライマリーケア:スポーツにかかわる医療従事者としての自覚と勇気
      スポーツに外傷・障害はつきものである
      プライマリーケアとは
      プライマリーケアの目的
      野球における外傷

    Part III Skill
     1 投球動作
      はじめに
      適切な投球フォームのエッセンス
      運動力学的合理性に基づいた適切な投球動作
      ボールリリース
      まとめ
     2 投能力の発達
      はじめに
      身体の発育および機能の発達
      運動能力の発達
      投球動作発達のための「はたらきかけ」

    Part IV Conditioning
     1 現場で必要な情報とその集め方
      コンディショニングとは
      コンディショニングを行うためには
      コンディション評価
      まとめ
     2 投球疲労に対するケア
      プロ野球のトレーナーの業務
      近年の野球における選手の身体への負担
     3 投球に必要なトレーニング:(1)トレーニングの意義・目的
      トレーニングとは
      トレーニングの目的を達成させるために
      コンディショニングのためのフィジカルトレーニング
      エネルギー出力系のためのフィジカルトレーニング
      野球選手の投球動作特性を踏まえた専門的トレーニング
      野球選手に必要なその他のトレーニング
      投球障害予防のためのコンディショニング
     4 投球に必要なトレーニング:小児・成長期のトレーニング
      なぜ小児・成長期にトレーニングが必要か?
      野球の競技特性とトレーニング科学から考える
      小児・成長期の体の特徴や成長の状況などの観点からトレーニングを考える
      小児・成長期の現状
      小児・成長期のトレーニングはどうしたらよいか?
     5 投球に必要なトレーニング:成人のトレーニング
      なぜ成人選手にトレーニングが必要なのか?
      ポジションによってトレーニングは異なるのか?
      シーズンごとのトレーニングについて
      おわりに
     6 投球(野球)に必要な栄養学
      食べるもの以前に,まずは食べられる体作りから
      野球選手の食事の基本
      水分の摂り方
      サプリメントの考え方
      行動変容につなげる新人教育のポイント
      食べてもらうための工夫

    Part V Thinking
     1 投球障害肩に対する考え方
      はじめに
      調整変数という考え方
      影響する因子の抽出にあたって
      おわりに

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