小児の咳嗽診療ガイドライン 2020

出版社: 診断と治療社
著者:
発行日: 2020-07-15
分野: 臨床医学:内科  >  小児科学一般
ISBN: 9784787823496
書籍・雑誌
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4,180 円(税込)

商品紹介

日本小児呼吸器学会作成,わが国初の小児の咳嗽疾患に対する診断・治療ガイドラインを6年ぶりに改訂.初版に引き続き,小児の咳嗽の原因を年齢別に,代表的な疾患を重点的に解説し,巻頭カラーの診断フローチャートに沿えば,すぐに確認したい疾患へ読み進められる.改訂では,薬物治療に関するCQを設定,他学会による評価も充実させ,よりエビデンスに基づく記載とした.ぜひ小児呼吸器患者を診療するすべての医師にご活用いただきたい.

目次

  • 急性咳嗽の鑑別診断フローチャート―経過が3週未満の咳嗽―
    遷延性咳嗽の鑑別診断フローチャート―3週以上8週未満続く咳嗽―
    慢性咳嗽の鑑別診断フローチャート―8週以上続く咳嗽―
    救急外来でみる咳嗽の鑑別診断フローチャート
    カラー口絵

    刊行にあたって
    「小児の咳嗽診療ガイドライン」作成委員会
    作成にあたって


    Part.I CQ篇
     CQ-1  小児の長引く咳嗽に抗菌薬を推奨するか?
     CQ-2  小児の長引く咳嗽に吸入β2刺激薬を推奨するか?
     CQ-3  小児の長引く咳嗽にヒスタミンH1受容体拮抗薬を推奨するか?
     CQ-4  小児の長引く咳嗽に吸入ステロイド薬(ICS)を推奨するか?
     CQ-5  小児の長引く咳嗽にロイコトリエン受容体拮抗薬(LTRA)を推奨するか?
     CQ-6  小児の長引く咳嗽にプロトンポンプ阻害薬(PPI)治療を推奨するか?
     CQ-7  小児の急性気管支炎の咳嗽に経口β2刺激薬を推奨するか?
     CQ-8  小児の後鼻漏症候群による咳嗽に推奨できる薬剤はあるか?


    Part.II 解説篇
     第1章 咳嗽の概念,病態生理,評価法
      A.概念・分類
      B.病態生理
      C.評価法の解説
     第2章 咳嗽の疫学
      A.総 論
      B.海外との比較
      C.成人との比較
     第3章 咳嗽の診断
      A.問 診(医療面接)
      B.咳嗽患者の身体所見
      C.咳嗽患者の検査所見
        1 血液・感染検査
        2 生理学的検査
        3 画像検査
      D.鑑別診断(年齢による咳嗽の原因疾患の特徴)
      E.確定診断の進め方
        1 急性咳嗽のフローチャート―経過が3週未満の咳嗽―
        2 遷延性咳嗽のフローチャート―3週以上8週未満続く咳嗽―
        3 慢性咳嗽のフローチャート―8週以上続く咳嗽―
        4 救急医療の必要な咳嗽フローチャート
     第4章 咳嗽の治療
      A.治療の進め方
      B.薬物による治療
        1 中枢性鎮咳薬
        2 抗菌薬
        3 去痰薬
        4 β2刺激薬
        5 副腎皮質ステロイド
        6 ロイコトリエン受容体拮抗薬
        7 ヒスタミンH1受容体拮抗薬
        8 ヒスタミンH2受容体拮抗薬とプロトンポンプ阻害薬
        9 クロモグリク酸ナトリウム(DSCG)
        10 抗コリン薬
        11 Th2サイトカイン阻害薬
        12 漢方薬
        トピックス 難治性慢性咳嗽の治療薬としてのガバペンチン(抗てんかん薬)
        参 考 一般用医薬品(OTC医薬品)・民間療法
      C.非薬物療法による治療
        1 呼吸理学療法
        2 鼻汁吸引と鼻腔洗浄
        3 加 湿
     第5章 おもな疾患
      A.気道系の先天異常
        1 上気道病変
        2 下気道病変
      B.感染症
        1 急性鼻咽頭炎(普通感冒)
        2 鼻・副鼻腔炎(ウイルス性・細菌性)
        3 気管支炎・肺炎・胸膜炎
        4 急性細気管支炎
        5 百日咳
        6 ウイルス性クループ
        7 急性喉頭蓋炎
        8 肺結核
      C.アレルギー疾患
        1 喘 息
        2 アレルギー性鼻炎(通年性・季節性)
        3 咳喘息
        4 アナフィラキシー
        5 アトピー咳嗽/喉頭アレルギー
      D.気道異物・胃食道逆流症・誤嚥
        1 気道異物
        2 胃食道逆流症(GERD)
        3 誤嚥(吸引)・吸入
      E.心因性咳嗽
      F.その他
        1 喫煙・受動喫煙
        2 大気汚染と室内空気汚染
      G.咳嗽が遷延・重症化しやすい基礎疾患

     今後の課題と展望

    付 録 咳嗽を伴うおもな疾患の特徴

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