基礎から学ぶ楽しい疫学 第4版
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目次
- 第1章 疫学とは
人間集団における健康状態の頻度測定
第2章 疾病頻度の測定
1 曝露と疾病
2 疫学指標――理論的性質と表記の解離に注意
3 相対危険と寄与危険――複数の集団の頻度の比較
第3章 既存のデータ
疾病頻度に関するデータは目の前にある
第4章 疫学研究方法
それぞれの利点と欠点
1 記述疫学,生態学的研究,横断研究――まずは比較的簡単なものから
2 コホート研究――観察疫学研究の中心となるもの
3 症例対照研究――もう1つの中心となるもの
4 介入研究――最も強力な研究デザイン
5 では,どの研究方法を採用するのか?
――すべての研究デザインは利点と欠点を併せもつ
第5章 偏りと交絡
1 偶然誤差と系統誤差――バイアス=真の姿を歪めるもの
2 バイアスとその制御――(狭義の)バイアスは研究計画段階で制御すべし
3 交絡因子とその制御――交絡因子に配慮のない研究は,疫学研究ではない
4 標準化――直接法と間接法を使い分ける
第6章 因果関係
疫学研究における最後の詰め
第7章 スクリーニング
疫学の集大成
第8章 サーベイランスと疾病登録
恒常的に実施されている疾病頻度調査
第9章 臨床疫学
疫学の臨床応用
第10章 疫学に必要な統計
1 標本抽出と標本サイズ――研究計画で最も重要な部分
2 推定と検定――検定よりは推定を
3 推定の実際――点推定値±1.96×標準誤差
4 多変量解析――強力な武器,しかし安易な利用は要注意
第11章 疫学と倫理
避けて通ることのできない課題
第12章 疫学の社会への応用
最後のステップ
第13章 これからの疫学,疫学のこれから
――A message from an old epidemiologist