基礎から学ぶ楽しい疫学 第4版

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2020-08-01
分野: 衛生・公衆衛生  >  環境/産業/疫学
ISBN: 9784260042277
書籍・雑誌
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商品紹介

疫学の初心者向けの定番教科書。著者一流の切れ味鋭くユーモアに富んだ語り口で、疫学研究の方法論、バイアスの問題、統計処理の方法など、疫学の基礎知識を学べます。第10章「疫学に必要な統計」では,平均の差の検定、割合の差の検定、相関係数の検定などの解説を追加。隠れファンの多い脚注も一読の価値あり!

目次

  • 第1章 疫学とは
     人間集団における健康状態の頻度測定

    第2章 疾病頻度の測定
     1 曝露と疾病
     2 疫学指標――理論的性質と表記の解離に注意
     3 相対危険と寄与危険――複数の集団の頻度の比較

    第3章 既存のデータ
     疾病頻度に関するデータは目の前にある

    第4章 疫学研究方法
     それぞれの利点と欠点
     1 記述疫学,生態学的研究,横断研究――まずは比較的簡単なものから
     2 コホート研究――観察疫学研究の中心となるもの
     3 症例対照研究――もう1つの中心となるもの
     4 介入研究――最も強力な研究デザイン
     5 では,どの研究方法を採用するのか?
          ――すべての研究デザインは利点と欠点を併せもつ

    第5章 偏りと交絡
     1 偶然誤差と系統誤差――バイアス=真の姿を歪めるもの
     2 バイアスとその制御――(狭義の)バイアスは研究計画段階で制御すべし
     3 交絡因子とその制御――交絡因子に配慮のない研究は,疫学研究ではない
     4 標準化――直接法と間接法を使い分ける

    第6章 因果関係
     疫学研究における最後の詰め

    第7章 スクリーニング
     疫学の集大成

    第8章 サーベイランスと疾病登録
     恒常的に実施されている疾病頻度調査

    第9章 臨床疫学
     疫学の臨床応用

    第10章 疫学に必要な統計
     1 標本抽出と標本サイズ――研究計画で最も重要な部分
     2 推定と検定――検定よりは推定を
     3 推定の実際――点推定値±1.96×標準誤差
     4 多変量解析――強力な武器,しかし安易な利用は要注意

    第11章 疫学と倫理
     避けて通ることのできない課題

    第12章 疫学の社会への応用
     最後のステップ

    第13章 これからの疫学,疫学のこれから
     ――A message from an old epidemiologist

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