やってくる
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目次
- 第1章 ビワの生い茂る奥の病院
1-1 もはや学生寮ですらないかつての病棟
1-2 タクシードライバーといましろたかし
1-3 干しぶどうをこぼしたのは誰だ
1-4 神様が来てたんです
1-5 ムールラー
1-6 人工知能と天然知能
1-7 天然知能だった私
第2章 同じなのに違う、違うのに同じ
2-1 顔を知らないのに人を知っている
2-2 「よう、元気」であり「誰?」である
2-3 やってくる「友人」
2-4 どこまでいっても同じ
2-5 これは何者かの陰謀か
2-6 ミスマッチを超えたリアリティ
2-7 猫でない、というよりはむしろ、猫である
第3章 デジャブから出発しないとわからない
3-1 おまえ、牛丼食ってから来いや
3-2 カートを見続けた私のデジャブ体験
3-3 宙吊りにされた完了形
3-4 押し寄せる純粋な懐かしさ―夢の中へ
3-5 唐揚げを見ていて現れたデジャブ
3-6 お茶を忘れたから、おにぎりがホカホカだった
第4章 「いま・ここ」が凍りつく
4-1 凍てつく窓の向こう側
4-2 終わらないことを終わらせようとする恐怖
4-3 肉体・モノに集中して外部へ
4-4 運動を知覚する緩い同一性
4-5 「いま・ここ」のリアリティ
4-6 押し寄せる背景
第5章 ポップ・ファンキー・天然知能
5-1 ダサカッコワルイからこそのアメイジング
5-2 プリンスの衝撃
5-3 ボーイズ・タウン・ギャングからの「アップタウン・ファンク」
5-4 クエイ兄弟の脱創造
5-5 秋山祐徳太子のファンクでポップなダリコ
5-6 中村―鯖ガエル―恭子
第6章 カヌーを漕ぎ出すことで生きる
6-1 俺、明日からラーメン屋やります
6-2 因果関係反転の意味
6-3 これって権威?―生の尊厳としての権威
6-4 では、“いわゆる権威”とは何なのか
6-5 カヌーを漕ぎ出す
6-6 知覚できないものに同時に備える
第7章 死とわたし
7-1 死を感じる VS 死を哲学する
7-2 頭の中と外の接続
7-3 「前縁の神」としての死
7-4 「境界の神」としての死
7-5 間を開くもの=ワイルドマン
7-6 対話におけるワイルドマン=カブトムシ
7-7 前縁と境界の間、そして同一性とは