【パート2】発達障害のさまざまな特性を解説する
発達障害の概略をまとめると…
1)ADHD(注意欠如多動性障害)
A 不注意1-注意がそれやすい
A 不注意2-すぐに忘れる
A 不注意3-切り捨てられない
A 不注意4-頭の動きが止まる
A 不注意5-持続性がない
A 不注意6-そのほか
B 衝動性:すぐにカッとなる/熱しやすく、飽きっぽい/物をよく壊すetc.
C 多動性:じっとしていられない/人の話をさえぎるetc.
2)ASD(自閉症スペクトラム障害)
A 特殊なこだわり:何かにこだわりがある/決まった道順、手順にこだわるetc.
B 推察が苦手:相手の気持ちを察するのが苦手/思ったことをそのまま口にするetc.
C 変化に弱い:環境の変化に弱い/予定変更が苦手、予約を取るのが苦手etc.
D 感覚過敏と感覚鈍麻:光がまぶしい、夜でもサングラスをつける/大きな音が苦手、
大声を出す男性、ヒステリックな声を出す女性は苦手etc.
E 理論が好き:理論が好きで、理屈っぽい/感覚よりも理論を大切にするetc.
F 協調性:マルチタスクは苦手で、シングルタスクはできるetc.
G 暗記:目にしたものをすぐに憶えることができるetc.
H 行動パターン:集団行動は苦手で、ひとりの自由な行動がいい/些細な配慮でも苦手etc.
3)発達障害にみられる二次障害
A 不安・緊張
B うつ症状・妄想
C 依存症・パーソナリティ障害