標準言語聴覚障害学 言語聴覚療法 評価・診断学

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2020-11-01
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784260041485
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商品紹介

言語聴覚障害の診断・評価の基本概念の体系的に学び、その上で評価・診断のプロセスと思考過程の領域横断的な理解を深めます。・言語聴覚士養成教育モデル・コア・カリキュラムの内容を網羅しています。・教育的な典型事例を介して、現場で直面する問題を俯瞰で見る力を養います。

目次

  • 第1章 言語聴覚療法における評価・診断とは
     1 言語聴覚障害の種類と特徴
       A 聴覚障害
       B 言語発達障害
       C 失語症
       D 構音障害
       E 吃音・流暢性障害
       F 音声障害
       G 高次脳機能障害に伴う認知・コミュニケーション障害
       H 摂食嚥下障害
     2 評価・診断の基本概念
       A 言語聴覚障害を診るとは
       B 評価・診断における臨床推論
       C 言語聴覚療法における測定,評価,診断
       D 評価・診断の目的
       E 科学的根拠に基づく言語聴覚療法(EBP)
       F ICFと言語聴覚療法
       G 評価・診断の倫理
       H 障害特性に対応した評価・診断
     3 評価の技法
       A 面接法
       B 観察法
       C 質問紙法
       D 検査法
       E 機器を用いた測定
     4 臨床データの解釈
       A 妥当性と信頼性
       B 数値化と尺度水準
       C データの特性
       D 測定値の解釈(正常値と異常値の見方)
       E 検査実施時および結果の解釈における留意点

    第2章 評価・診断の過程
     1 評価・診断の流れ
     2 評価・診断の枠組み
       A 評価プランの立て方
       B スクリーニング
       C 総合的(鑑別診断)検査
       D 特定(掘り下げ)検査
       E 評価のまとめと言語病理学的診断
       F 全体像の整理
       G 適応の判定と予後予測
       H 訓練・指導方針の決定
       I 再評価

    第3章 評価・診断に用いる検査
     1 スクリーニング
       A 成人の言語聴覚障害のスクリーニング
       B 小児の言語聴覚障害のスクリーニング
     2 各領域において必要とされる検査
      [1 言語・認知系(成人)]
       A 言語機能
       B 高次脳機能
      [2 言語・認知系(小児)]
       A 言語発達障害の検査
       B 学習・認知の検査
       C コミュニケーションの検査
      [3 発声・発語系]
       A 呼吸に関する評価
       B 発声に関する評価
       C 共鳴に関する評価
       D 構音に関する評価
       E プロソディに関する評価
       F 発話の検査
       G 総合的評価
      [4 摂食嚥下系]
       A スクリーニング
       B 総合的検査
       C 詳細な検査
       D その他の検査
       E 摂食場面の観察
       F 重症度分類
      [5 聴覚系]
       A 聴覚障害の評価・診断に必要な検査
       B 聴覚補償機器装用効果の評価に必要な検査
       C 全体発達・言語発達の評価に必要な検査
      [6 その他]
       A 運動機能・日常生活活動
       B パーソナリティ・精神症状
       C 健康関連QOL,精神健康度
       D 運動機能と日常生活活動

    第4章 各領域の評価・診断の実際
     1 言語・認知系
      [1 成人]
       A 総論
       B 面接
       C 観察
       D 検査・質問紙
       E 各種情報の統合と解釈
      [2 小児]
       A 臨床の流れと留意点
       B 面接と質問紙
       C 行動観察
       D 検査
       E 各種情報の総合と解釈(典型事例)
     2 発声・発語系
      [1 音声障害]
       A 総論
       B 面接
       C 観察
       D 質問紙
       E 検査
       F 各種情報の統合と解釈
      [2 構音障害(成人)]
       A 総論
       B 面接
       C 他部門・関係機関からの情報
       D 観察・スクリーニング検査
       E 質問紙
       F 検査
       G 各種情報の統合と解釈
      [3 構音障害(小児)]
       A 総論
       B 面接
       C 観察
       D 検査
       E 各種情報の統合と解釈
      [4 流暢性障害]
       A 総論
       B 面接
       C 観察
       D 検査
       E 各種情報の統合と解釈(典型事例)
     3 摂食嚥下系
      [1 成人]
       A 総論
       B 面接
       C 観察
       D 質問紙
       E 検査
       F 各種情報の統合と解釈
      [2 小児]
       A 総論
       B 面接
       C 質問紙
       D 観察
       E 検査
       F 各種情報の統合と解釈
     4 聴覚障害
      [1 成人]
       A 総論
       B 面接とそれに際した行動観察
       C 質問紙
       D 検査
       E 各種情報の統合と解釈
      [2 小児]
       A 総論
       B 面接
       C 行動観察
       D 質問紙
       E 検査
       F 各種情報の統合と解釈(典型事例)
     5 障害が重複した事例の評価・診断
       A 失語・高次脳機能障害
       B 摂食嚥下障害と認知症
       C 発達障害・聴覚障害
       D 脳性麻痺・重複障害

    第5章 評価・診断結果の報告
     1 報告書の書き方
       A 報告書作成の目的
       B 作成時の注意事項
       C 評価報告書の具体例
     2 情報提供
       A 情報提供の目的
       B 多職種カンファレンス
       C 情報提供書の作成
       D 情報提供書の一例(他院の言語聴覚士宛)
       E 情報提供書の一例(リハビリテーション関連職種以外宛)
       F まとめ

    第6章 研究法
     1 言語聴覚障害学における研究
       A 言語聴覚研究とは
       B 臨床における研究の重要性
       C 根拠に基づく言語聴覚療法
       D 言語聴覚研究の特徴
     2 研究の種類
       A 量的研究(quantitative research)
       B 質的研究(qualitative research)
     3 研究における実証の方法
       A 変数の操作
       B 測定における妥当性と信頼性
       C サンプリング
       D バイアス
       E データの尺度
       F 統計的分析
       G 統計的検定
     4 研究の倫理的配慮
     5 研究の進め方
       A 研究テーマを設定する
       B 研究計画を立案する
       C 研究を実施する
       D 研究成果を報告する
     6 論文の読み方
     7 論文の書き方
     8 学会発表の仕方

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