医療・福祉職の生涯学習 うたおう「人生のアリア」を
目次
- はじめに
1. 生涯学習とは
1)「人生100年時代」の生涯学習―まず「志」
2)自分史・100年
3)『講座 医療政策史』(1968)の復刻(2009)
4)少年よ ホラを吹け―「第三の科学史」(1967)の場合
5)ホラ吹き「大構想」の結末
6)「国民医療読本」構想が「みんなの医療総論」(1993)に
2. まず頭の回転を―100曲、100話、100年
1)「好きな歌」「覚えている歌」100曲
(1) コメントを入れてみる
(2) いくつか「短文」を作ってみる
2) 全方位・縦横無尽的展開
3)「情報連鎖のキー」としての歌
4)「医療福祉の世界史」で100話、看護史でも100話を考える
5)この100年を医療・福祉の視点で考える
6) この100年を考える:国勢調査(1920)100年-国民管理か、可能性の追求か
(1)人口統計の意味
(2)クロスセクションとタイムシリーズ
(3)「百年の計」を持って生涯学習を
3. 回転軸への取り込みー自分史座標づくり
1)生涯学習の模式図―回転軸と3つの出城
2)まず「自分史座標」づくり―100年・100話
3)子が親から聞き取る60話
4)歴史、年齢、自分―Lexis-Nomura図法
5)ペティ・ダイアグラム
6)世界史を自分史に取り込む
7)取り込み「演習」項目
4. 高速世界史認識法
1)四大生用・オリエンテーション
2)高速の手法で「健保100年」を考える
(1)健康保険の下地、そして先覚者たち
(2)複線医療化と格差をなくす運動
(3)家族の医療は
(4)国民「皆兵」・国民「皆保険」、そして戦後
(5)比較的、見落とされやすい視点は
3)視点を変えて世界史を駆け巡る
(1)アレルギーの公衆衛生的考察
(2)医薬分業・その難しさの歴史
4)反省しない為政者
5. もの書きテクノロジー
1)朝起きたら、朝食までに何かを書こう
2)200字でオチをつけるトレーニング
3)300-400字となれば
4)800字となれば
5)二人の徳衛さん
6)「もの書きテクノロジー」合宿
7)ライフ・ステージ別「本」の執筆
(1)「馬の足」から「通行人A」へ
(2)下請け「分担執筆」
(3)編者の指揮能力で判断
(4)単著の3通り―「連載から本へ」「書き下ろし」「寄せ集め」
(5)指揮能力が問われる単独の編著
(6)外れた教科書のねらい
(7)自分史バージョン
8)「本」と「ノート」の中間―「リーダーズ・ファイル」
6. はたらきかけ、バトンタッチ
1)「はたらきかけ」の今日的意味―「なりゆき」か「アクション・リサーチ」か
2)「生涯学習模式図」の再認識
3)次世代育成の「はたらきかけ」-医療政策学校の場合
4)バトンタッチの成否
5)バトンタッチの中身―「本」「資料」「志」
(1)知識継承の単位としての「本」
(2)「志」のバトンタッチ
(3)バトンタッチ資料・控
6)バトンタッチ後の楽しみ
7)「イントロ屋」「そもそも屋」
8)時代考証屋
9)もういいだろう『白い巨塔』異聞
7. 限界世代的「語りべ」
1)なぜ、いま「語り」か
2)語りべ
「戦争への坂道を転げ落ちた10年間」
「どん底とどさくさの10年間」
8. うたおう「人生のアリア」を
1)豊かな記憶と生きた言葉で「人生のアリア」をうたおう
(1)別離
(2)回想
(3)郷愁
(4)挽歌
(5)悔恨、そして終末
(6)苦しかりし日々
2)人生の基礎教育の大切さ
3)うたおう「人生のアリア」を
あとがきに代えて:BASIC TEXT+Further Letter Learning