大阪市立十三市民病院がつくった 新型コロナウイルス感染症もっと対応BOOK

出版社: 照林社
著者:
発行日: 2020-12-14
分野: 臨床医学:内科  >  感染症/AIDS
ISBN: 9784796525213
書籍・雑誌
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商品紹介

国内初の"新型コロナ専門病院"である、大阪市立十三市民病院が経験した症例をもとに、COVID-19患者の治療・ケアについてまとめました。
重症化を防ぐリスク管理、薬物治療、呼吸管理、栄養管理、褥瘡対策、リハビリテーション、医療安全管理など、COVID-19患者に対応する医療機関、医療従事者に必要な知識がつまっています。
主に感染対策について解説している『新型コロナウイルス感染症〔COVID-19〕対応BOOK』の続編です。

目次

  • CHAPTER 1 COVID-19患者対応の全体像
     みんなで乗り越えてきた大阪市立十三市民病院の半年
     COVID-19患者の入院から退院までの流れ
     病院へ到着後
     入院中
     退院基準
     退院時

    CHAPTER 2 重症化を防ぐアセスメントと全身管理のポイント
     OVID-19重症化のリスク因子
     チームで早期に病態悪化を見つける
     スタッフがわかりやすい呼吸管理
     画像から重症化のサインをとらえる
     糖尿病とCOVID-19の関係
     COVID-19患者の栄養管理
     COVID-19患者のリハビリテーション
     COVID-19患者の褥瘡対策
     COVID-19患者対応における医療安全管理

    CHAPTER 3 病態別の治療とケア
     データでみる十三市民病院のCOVID-19患者像
     症例でみる治療とケア
     CASE1 軽 症
      症状は味覚障害、嗅覚障害のみ。無治療で軽快。
      隔離解除にはPCR検査連続2回陰性確認が必要だった時期の症例
     CASE2 中等症I
      睡眠時無呼吸症候群合併。持続気道内陽圧呼吸療法(CPAP)使用中のため、
      エアロゾル発生環境からの感染予防対策が必要であった症例
     CASE3 中等症I
      ステージIV(肝転移、脳転移)の肺がん治療中にCOVID-19を併発した症例
     CASE4 中等症I
      妊娠中にCOVID-19を併発し、全身状態が悪化したためステロイド治療を必要とした症例
     CASE5 中等症II
      糖尿病合併。ステロイド治療により血糖コントロールが増悪し、インスリン強化療法を新規に導入した症例
     CASE6 中等症II
      低酸素血症が悪化したが、挿管下人工呼吸管理を希望しなかったため、高流量酸素療法を行い軽快した症例
     CASE7 中等症II
      自己での喀痰喀出が困難なため、頻回の喀痰吸引を必要としたが、
      エアロゾル飛散防護テントを自作して感染防止対策を行った症例
     CASE8 中等症II
      呼吸不全悪化のため、高次医療機関へ転院。挿管下人工呼吸管理を行われなかった症例
     CASE9 重 症
      呼吸不全悪化のため、高次医療機関へ転院。挿管下人工呼吸管理を行われた症例
     CASE10 重 症
      前医で挿管下人工呼吸管理を受け、抜管2日目に転院。
      酸素の減量、血圧・血糖コントロールを行い、無事に退院となった症例
     CASE11 重 症
      隔離が必要なため、家族の来院ができない状況で、面談にモバイルを使用した看取りの症例

    CHAPTER 4 COVID-19患者対応に必要な基礎知識
     (1)新型コロナウイルスとは?
     (2)感染のメカニズム
     (3)COVID-19の感染経路
     (4)COVID-19の主な症状
     (5)COVID-19の経過
     (6)COVID-19の後遺症
     (7)COVID-19の検査
     (8)COVID-19の薬物治療
     (9)COVID-19の血栓予防
     (10)COVID-19とインフルエンザ
     (11)ワクチン開発の展望

    COVID-19対応で使える資料

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