子どもの理解と援助

出版社: 北大路書房
著者:
発行日: 2021-01-20
分野: 保健・体育  >  母性・小児保健
ISBN: 9784762831386
書籍・雑誌
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1,980 円(税込)

商品紹介

新保育士養成課程,教職課程コア・カリキュラム「幼児理解の理論及び方法」に対応。子どもの発達や学びの特徴,子ども理解の視点と方法,その理解に基づいての発達援助のあり方を解説。演習課題では話し合うことを重視し,保育者として同僚と対話を重ね,園としてのカリキュラム・マネジメントを行えることを狙いとした。

目次

  • 第I部 子どもの実態に応じた発達や学びの把握
    第1章 保育における子どもの理解の意義
     1節 子ども理解と保育の営み
     2節 豊かな子ども理解に向けて
     (演習)1 子ども理解が不十分な場合を考える力をつける/2 発達に
         あった遊びや関わりを考える力をつける
    第2章 子どもに対する共感的理解と子どもとの関わり(養護及び教育の
        一体的展開を含む)
     1節 共感的理解とは何か/なぜ必要か/いつ,どのように使うのか
     2節 養護と教育の一体性
     3節 子どもとうまく関わるために
    (演習)1 共感的理解をしている場面を見つける力をつける/2 養護と
        教育の一体的展開の記述を考える力をつける

    第II部 子どもを理解する視点
    第3章 子どもの生活や遊び
     1節 生活のなかの学び
     2節 子どもの学びを支える保育者の関わり
     3節 遊びのなかの学び
     4節 子どもの生活や遊びを周囲との関係からとらえる視点
     5節 保育者としての省察
    (演習)1 生活の中の学びに気づき,学びを支える関わりを考える/
        2 遊びの中の学びに気づき,学びを支える環境や関わりを考える
    第4章 保育の人的環境としての保育者と子どもの発達
     1節 人的環境としての保育者の役割
     2節 保育者の役割と子どもの発達
    (演習)1 1つの場面における保育者の様々な関わりを考える/2 保育
        者の関わりの影響を考える
    第5章 子ども相互の関わりと関係づくり
     1節 遊びの中の関わり
     2節 保育者による関係づくり
    (演習)1 子どもどうしの関わりから子どもの捉え方を学ぶ/2 子ども
        どうしの関係作りを意図した保育者の関わりを考える  
    第6章 集団における経験と育ち
     1節 はじめて集団に入った幼児の事例から
     2節 幼児の集団・仲間との関わりを支えるために
    (演習)1 集団の特性を考える(1)(場所・教材)/2 集団の特性を考え
        る②(遊び)     
    第7章 葛藤やつまずき
     1節 幼児期に経験する葛藤やつまずき
     2節 葛藤やつまずきを乗り越える力:社会情動的スキル
     3節 葛藤やつまずきを乗り越えるための環境
    (演習)1 自分の自己制御や自己抑制の力を振り返る/2 葛藤やつまず
        きの場面での関わりを考える
    第8章 保育の環境の理解と構成
     1節 乳児期
     2節 幼児期
     3節 園外環境にともに愛着のある場をつくり出す
    (演習)1 3歳未満児にとって望ましい環境を考える/2 3歳以上児に
        とって望ましい環境を考える
    第9章 環境の変化や移行
     1節 幼児との出会いと環境の変化
     2節 入園直後の子どもと保育者
     3節 転園による変化と幼児理解
     4節 小学校への滑らかな移行
    (演習)1 文献を元に入園直後の子どもへの関わりを考える(1)/2 文献
        を元に入園直後の子どもへの関わりを考える(2)

    第III部 子どもを理解する方法
    第10章 観察・記録
     1節 実践と観察・記録
     2節 様々な保育記録
    (演習)1 観察・記録の方法を学ぶ(1)/2 観察・記録の方法を学ぶ(2)
    第11章 省察・評価
     1節 保育の営みの中の「省察」・「評価」
     2節 「省察」・「評価」の方法
     3節 「省察」・「評価」の実施時期
    (演習)1 省察・評価の方法を学ぶ(1)/2 省察・評価の方法を学ぶ(2) 
    第12章 職員間の対話
     1節 保育と対話
     2節 対話と人間関係
     3節 保育において対話を促す「もの」と「こと」
     4節 対話が拓く保育者の専門性
    (演習)1 対話を経験する/2 学生間の対話から保育者間の対話を想像
        する
    第13章 保護者との情報の共有
     1節 保育所保育指針に示される保護者との情報共有
     2節 保護者との情報共有のための姿勢
     3節 保護者との情報共有の方法
    (演習)1 送迎時のやりとりを演じる/2 連絡帳を書いてみる

    第IV部 子どもの理解に基づく発達援助
    第14章 発達の課題に応じた援助と関わり
     1節 発達の課題とは
     2節 発達の課題に応じた援助をするために
    (演習)1 発達課題を考える/2 発達課題に対する関わりを考える
    第15章 特別な配慮を要する子どもの理解と援助
     1節 特別な配慮を要する子ども
     2節 発達に問題のある子どもの理解
     3節 発達に問題のある子どもへの援助
    (演習)1 発達検査の経験を通して配慮を要する子どもを理解する方法を
        学ぶ/2 応用行動分析に基づく援助を学ぶ
    第16章 発達の連続性と就学への支援
     1節 就学に向けた子ども理解
     2節 小学校に何を伝えるのか
     3節 小学校にどのように伝えるのか
     4節 保育者に求められること=10の姿の理解し,記録に取ること
    (演習)1 幼稚園・保育所・小学校の連携の実態を調べる/2 要録の記
        述と10の姿の関係を学ぶ

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