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PT・OT学生のための クリニカル・クラークシップ臨床実習ガイド [実習での経験の仕方・学び方]

出版社: シービーアール
著者:
発行日: 2021-01-25
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784908083600
電子書籍版: 2021-01-25 (第1版第1刷)
書籍・雑誌
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商品紹介

本書では、診療参加型臨床実習の説明や実習で学ぶべき内容やその学び方、実習前の準備から始まる実習への参加の方法、記録の意味とその方法などをわかりやすく解説。学生および臨床教育者が楽しく実習を進められるガイドブックであり、臨床実習のバイブルとなる書である。
また、MTDLPをわかりやすく解説し、「診療参加型+MTDLP=作業療法参加型臨床実習」という考え方により、「作業療法士の思考過程が明確になる」ことや「対象者のニーズを把握し、アセスメントからプラン立案まで行うことにつながる」ことに言及している点は、他書にみられない最大の特徴である。
MTDLPによる作業療法参加型臨床実習にも対応!

目次

  • Chapter 1 はじめに:臨床実習での学び方・参加の仕方を知ることが大切!

    Chapter 2 臨床実習では何を経験すればよいか
     1 臨床実習で全部できる必要はない
     2 見学実習・評価実習・総合臨床実習の違いと到達目標
     3 臨床実習で評価される項目:基本的態度,臨床技能,臨床思考過程
     4 臨床実習ではどのように成績が決められるのか

    Chapter 3 診療参加型実習とは -今までの実習との違い
     診療参加型実習(クリニカル・クラークシップ:CCS)とはどんな実習か

    Chapter 4 CCS臨床実習での段階的な学び方
      (1)正統的周辺参加
      (2)認知的徒弟制
      (3)臨床技能での段階的な進め方
     1 見学(観察)の仕方,解説(説明)の聞き方
     2 模倣(前期):手取り教わりながら実際のイメージを持つ
     3 模倣(後期):上達するためにポイントを押さえながら実施する
     4 実施段階の学び方:見守りでその臨床技能ができるようになる

    Chapter 5 実習の参加の仕方
     1 実習前の準備
     2 OSCE(客観的臨床能力試験)への取り組み方
     3 実習で学生に何が求められるのか
     4 CCS実習でのコミュニケーションの取り方・質問の仕方
     5 臨床教育者(CE)のフィードバックをどう活用すればよいか
     6 自己学習はどう取り組めばよいか
     7 自分の目標を立てる,自己評価を行う
     8 臨床実習で養成校の教員を活用する方法

    Chapter 6 対象者への理解を深める記録の書き方
     1 対象者への理解を深める記録の書き方
     2 メモの取り方と実習記録の書き方
     3 CCSチェックリストのつけ方と活用の仕方
     4 臨床実習ファイル(ポートフォリオ)の作り方
     5 模擬カルテの書き方
     6 実習後の事例報告の書き方

    Chapter 7 自分を成長させる「考える実習」にしよう
     1 臨床がわかる知識の学び方(臨床知識)
     2 評価技術・治療技術の学び方(技能)
     3 コミュニケーションや態度の学び方(態度・姿勢)
     4 臨床的な考え方の学び方(課題解決型学習法)
     5 実習での経験を積み重ねるには(経験学習)
     6 臨床実習における精神的支援

    Chapter 8 さまざまな領域での実習へのワンポイントアドバイス
     1 急性期・回復期・療養期・地域実習・精神科領域
     2 作業療法参加型臨床実習(生活行為向上マネジメントを活用した実習)の進め方
     3 臨床実習での多職種連携協働の学び方

    Chapter 9 臨床実習後も臨床家として成長するために
     1 臨床実習の振り返りの仕方
     2 卒業後も成長し続けるために必要なこと
     3 学生の主体的参加によって実習施設もよくなる

    あとがき
    付録 記録シート
      1.臨床実習目標設定シート
      2.CCS臨床実習記録シート
      3.模擬カルテ(SOAP)シート
      4.自己学習シート
      5.臨床実習 週間振り返りシート
      6.臨床実習振り返りシート

この書籍の参考文献

参考文献のリンクは、リンク先の都合等により正しく表示されない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

Chapter 3 診療参加型実習とは - 今までの実習との違い

P.16 掲載の参考文献
1) 小林幸治, 大西健太郎 : 生活行為向上に焦点を当てた臨床推論を学内教育から身につけて臨床実習につなげる. OTジャーナル 50 (8) : 938-944, 2016

Chapter 5 実習の参加の仕方

P.34 掲載の参考文献
1) 西岡加名恵, 石井英真, 田中耕治 (編) : 新しい教育評価入門-人を育てる評価のために. 有斐閣, 2015
P.39 掲載の参考文献
1) 鈴木康之, 他 : 卒前教育で技能・態度をどう教え, 評価するか. 週刊医学界新聞 第3272号 (2018年5月14日)
P.46 掲載の参考文献
1) 小林幸治 : クリニカル・クラークシップ方式臨床実習で展開される作業療法学生が臨床実践できるようになるために必要な要因. 作業療法教育研究 17 (2) : 66-67, 2018
P.48 掲載の参考文献
1) 鈴木敏恵 : ポートフォリオで未来の教育 次世代の教育者・指導者のテキスト. 日本看護協会出版会, 2019
P.50 掲載の参考文献
1) Committee on University Fieldwork Education (CUFE) & Association of Canadian Occupational Therapy University Program (ACOTUP) : Canadian Guidelines for Fieldwork Education in Occupational Therapy. 2011

Chapter 6 対象者への理解を深める記録の書き方

P.65 掲載の参考文献
1) 西岡加名恵 : 教科と総合に活かすポートフォリオ評価法-新たな評価基準の創出に向けて. 図書文化社, 2003
P.72 掲載の参考文献
1) 齋藤佑樹 (編) : 作業で語る事例報告-作業療法レジメの書きかた・考えかた. 医学書院, 2014

Chapter 7 自分を成長させる「考える実習」にしよう

P.75 掲載の参考文献
1) 小林昭文 : アクティブラーニング入門. 産業能率大学出版部, 2015
2) 鈴木克明 (監), 市川尚・根本淳子 (編著) : インストラクショナルデザインの道具箱 101. 北大路書房, 2016
3) 向後千春 : 教師のための「教える技術」. 明治図書出版, 2014
P.77 掲載の参考文献
1) 中川法一 (編) : セラピスト教育のためのクリニカル・クラークシップのすすめ 第3版. 三輪書店, 2019
P.79 掲載の参考文献
1) 齋藤孝 : コミュニケーション力. 岩波新書, 2004
2) Law M, Carswell A, Polatajko H, 他 (著), 吉川ひろみ (訳) : COPM-カナダ作業遂行測定 第4版. 大学教育出版, 2006
3) 齋藤佑樹 (編) : 作業で語る事例報告 : 作業療法レジメの書きかた・考えかた. 医学書院, 2014
4) 大野勘太, 作田浩行, 長山洋史, 他 : 作業療法におけるトップダウンアプローチとボトムアップアプローチの実施状況 Webアンケートを使用した調査. 神奈川作業療法研究 4 (1) : 11-17, 2014
5) 菊池恵美子, 齋藤佑樹 (監) : 作業療法を観る. シービーアール, 2017
P.84 掲載の参考文献
1) 中原淳 : 働く大人のための「学び」の教科書. かんき出版, 2018
P.86 掲載の参考文献
1) 中原淳 : 働く大人のための「学び」の教科書. かんき出版, 2018
2) 小林幸治, 岩崎テル子 (編) : 今こそ変えよう臨床学習! 作業療法のクリニカル・クラークシップ (CCS) ガイド. 三輪書店, 2017

Chapter 8 さまざまな領域での実習へのワンポイントアドバイス

P.93 掲載の参考文献
1) 萱間真美 : リカバリー・退院支援・地域連携のためのストレングスモデル実践活用術. 医学書院, 2016
2) 香山明美, 小林正義, 鶴見隆彦 (編著) : 生活を支援する精神障害作業療法 第2版 急性期から地域実践まで. 医歯薬出版, 2014
P.100 掲載の参考文献
1) 細田満和子 : 「チーム医療」とは何か-医療とケアに生かす社会学からのアプローチ. 日本看護協会出版会, 2012
2) 澤俊二, 鈴木孝治 (編) : 作業療法ケースブック コミュニケーションスキルの磨き方. 医歯薬出版, 2007
3) 小林幸治 : 養成教育におけるMTDLP普及の意義と取り組み (6) 学生から見たMTDLPを活用した臨床実習. 日本作業療法士協会誌 No. 96 : 28-29, 2020

Chapter 9 臨床実習後も臨床家として成長するために

P.108 掲載の参考文献
1) ドナルド・ショーン (著), 佐藤学・秋田喜代美 (訳) : 専門家の知恵-反省的実践家は行為しながら考える. ゆみる出版, 2001
2) 坂田哲人, 中田正弘, 村井尚子, 他 : リフレクション入門. 学文社, 2019

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