精神療法の人間学

出版社: 岩崎学術出版社
著者:
発行日: 2020-10-07
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784753311712
書籍・雑誌
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商品紹介

言葉を処方する、精神療法家としてあるべき姿とは? 心身二元論を超克する、精神科医の矜持をここに綴る

目次

  • 第I部 人を診るということ
      第1章 《私の面接》
           精神療法としての生活習慣指導
      第2章 《自切俳人と見た〝夢〟》
             真夜中の補習はほどほどに、睡眠とくらしのリズム
      第3章 《治りたがらない病人と》
             精神療法家の夢と挫折 ―ボーダーライン問題によせて―
      第4章 《治療者であるということ》
             精神科診察における説明とその根拠―パーソナリティ障害の説明―
      第5章 《あらゆる手立てを尽くすこと》
             私の精神療法的アプローチ ―臨床の総合芸術―
      第6章 《プロフェッショナルの志を》
             精神科医とは、病気ではなく、人間を診るもの
      第7章 《人を診ると誓った日から》
             精神科医はタフでなければならない。

    第II部 薬物の軽重を問う
      第8章 《こころある精神科医へ》
             思春期臨床と疾患喧伝 ―薬を飲んで大丈夫か?―
      第9章 《つくられる病》
             『こころの風邪』はうつ病ではない
      第10章《精神科医療は牧畜業ではない》
             『こころの風邪』物語の終焉
      第11章《「気分」に惑わされない臨床》
             双極性障害の療養指導
      第12章《依存からの卒業》
             くすりを減らしたいあなたへ
      第13章《クスリ飲むなら酒「飲むな」》
             抗うつ薬の効果を最大化する
      第14章《断酒指導7箇条》
            薬物療法は望むが断酒を拒否する場合

    第III部 私の考える精神療法
      第15章《その人に合わせて生活をととのえる》
             こころの健康3つの習慣 ―療養指導の実際―
      第16章《治療チームのコーディネーターとして》
             情報化時代における精神科臨床 ―診療録の記載と病名の告知―
      第17章《ときには諫言も必要》
             メンタルヘルス・コンサルタントという役割
      第18章 精神療法の人間学
      第19章 大学病院外来における精神療法指導の実際

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