ナラティヴ・セラピー・ワークショップ  Book I

出版社: 北大路書房
著者:
発行日: 2021-02-20
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784762831423
書籍・雑誌
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3,080 円(税込)

商品紹介

熟練ナラティヴ・セラピストによるワークショップを再現するシリーズ第一弾。ナラティヴ・セラピーの基本的な知識や背景について,外在化する会話法,ディスコース,脱構築や質問術にも触れながら,対人援助職や初心者向けに話し言葉で丁寧に解説する。ワークによる実践の具体例やデモも一部掲載し,参加者の声も多数紹介。

目次

  • 第1部 ワークショップI ナラティヴ・セラピーを知る
     イントロダクション
     第1章 ナラティヴ・セラピーと呼ばれるものとは?
      1節 ナラティヴ・セラピーとは
      2節 〈名〉の話
      3節 〈問題〉を存続させるもの
      4節 文脈の話
     第2章 ナラティヴ・セラピーの特徴的な技法とは? 
      1節 外在化して会話を紡ぐわけ
      2節 相手に文脈を提供する
      3節 物語の構造
     第3章 ナラティヴ・セラピーの実践とは?
      1節 ナラティヴ・セラピーの進め方
      2節 アイデンティティ
      3節 ナラティヴ・セラピーの質問
      4節 外在化する会話
      ワーク「擬人化された問題にインタビュー」

    第2部 ワークショップII ナラティヴ・セラピーの背景にある理論を知る
     イントロダクション
     第4章 哲学的思想を基盤とする心理療法
      1節 哲学を基盤とするということ①
      2節 哲学を基盤とするということ②
     第5章 ディスコース・アプローチ
      1節 ディスコースと〈権力〉
      2節 ディスコースと〈生きづらさ〉
     第6章 脱構築するアプローチ
      1節 ディスコースと脱構築
      2節 脱構築と〈会話〉
     第7章 外在化する会話法
      1節 外在化する会話と〈問題〉
      2節 外在化する会話を紡ぐ
     第8章 ナラティヴ・セラピーの質問術
      1節 ナラティヴな〈問い〉とは
      2節 問題からの人の人生に対する影響を探索する
      3節 人からの問題に対する影響を探索する
     ダイアログ 【さゆりさん】「オレンジ色に見える世界」
     参加者からの声  
      Q1 このワークショップはあなたをどこに連れていったのか?
       ナラティヴ・セラピーとの出会い―見えなかった共感的理解
       ナラティヴとの出会い―わかりにくさに魅せられて
       ナラティヴ・セラピストとしての立ち位置への模索、外在化を通しての会話とは?
       「私」を生きる物語へ
      Q2 あなた自身の実践にどのように影響を与えたのか?
       ナラティヴ・セラピーを「教える」難しさ、「教わる」危うさ
       小学校教諭として
       この瞬間(とき)の言葉に意味を与えた物語(ストーリー)
        ―今、私が感じる思いを語る
       実践への影響  
      Q3 実践報告
        (実践してみてどうだったのか? うまくいかなかったことも)
       「外在化する会話」を続けるために
       ふだん使いのナラティヴを実践しての変化(うれしい変化、困った変化)
       マスクとふだん使い
       アルコールや薬物に苦しめられたことのある方のためのナラティヴ・グループ・セラピー
       アイデンティティと向き合う豊かな時間
      Q4 ナラティヴ・セラピーの領域を超えたところでの可能性について思うことは?
       セラピーの領域を越えて(大学生のキャリア支援と対話の場)
       ナラティヴが開く可能性
       ナラティヴ・アプローチとコーチング心理学
       領域を超えたところでの可能性
       境域を超えたところ―ラボラトリー体験学習
       ナラティヴ・アプローチの可能性―生産性の病からの解放

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