がんリハビリテーション実践マニュアル

出版社: メジカルビュー社
著者:
発行日: 2021-03-30
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784758320382
書籍・雑誌
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4,620 円(税込)

商品紹介

2019年改訂の「がんのリハビリテーション診療ガイドライン 第2版」(日本リハビリテーション医学会)に準拠した最新の情報を元に,臨床の理学療法士・作業療法士向けに,がんの基礎知識,各種がんの病態,症状,進行による合併症や医学的治療およびリハ治療方針,がんのリハに特有の練習手技,合併症の管理のポイントを解説。臨床現場で難渋するリハビリテーションのゴール設定に必要な生命予後や治療方針の把握方法の解説を充実させた。

目次

  • I 総論
     1.がんの基礎知識
      がんの分類と罹患状況
      希少がん
      がんの診断
      がんの進行による問題
     2.がん治療
      がんの治療方針
      手術療法
      放射線療法
      化学療法(薬物療法)
      ベストサポーティブケア(BSC)
      治療効果判定(RECISTガイドライン)
      有害事象の評価(有害事象共通用語基準:CTCAE)
     3.リハビリテーション治療計画
      がん患者に生じる問題
      リハビリテーション治療計画
      生命予後の予測
      Dietz 分類
      リハビリテーション開始時に行うべき評価
      途中経過において行うべき評価
      がんリハビリテーションで使用する機能評価
     4.練習中止を考慮する状態
      がんに関連する有害事象
      練習中止を考慮する基準

    II 原発巣別各論
     1.肺がん
      基礎知識
      ステージ分類
      がんによる症状と,進行により生じる合併症
      がん治療の方法
     2.消化器がん(食道がん,胃がん,大腸がん)
      基礎知識
      がんによる症状と,進行により生じる合併症
      がん治療の方法
      リハビリテーション治療
     3.消化器がん(肝がん,胆道がん,膵がん)
      基礎知識
      がんによる症状と,進行により生じる合併症
      がん治療の方法
      リハビリテーション治療
     4.乳がん
      基礎知識
      がんによる症状と,進行により生じる合併症
      がん治療の方法
      リハビリテーション治療
     5.前立腺がん
      基礎知識
      がんによる症状と,進行により生じる合併症
      がん治療の方法
      リハビリテーション治療
     6.腎がん,尿路上皮がん(膀胱がん・腎盂がん・尿管がん)
      基礎知識
      がんによる症状と,進行により生じる合併症
      がん治療の方法
      リハビリテーション治療
     7.婦人科がん
      基礎知識
      がんによる症状と,進行により生じる合併症
      がん治療の方法
      リハビリテーション治療
     8.頭頸部がん(口腔・咽頭がん,喉頭がん)
      基礎知識
      がんによる症状と,進行により生じる合併症
      がん治療の方法
      化学放射線治療に伴う合併症と対策
      リハビリテーション治療
     9.血液がん
      基礎知識
      白血病
      悪性リンパ腫
      多発性骨髄腫
      造血幹細胞移植
      リハビリテーション治療
     10.脳腫瘍
      基礎知識
      がんによる症状と,進行により生じる合併症
      がん治療の方法
      リハビリテーション治療

    III リハビリテーション治療
     1.開胸・開腹術後呼吸リハビリテーションと早期離床
      基礎知識
      練習の実際
     2.乳がん
      基礎知識
      練習の実際
     3.頭頸部がん
      基礎知識
      練習の実際
     4. 化学療法・放射線療法,造血幹細胞移植に対するリハビリテーション治療
      基礎知識
      練習の実際
     5.リンパ浮腫
      基礎知識
      浮腫とは
      リンパ浮腫とは
      リンパ浮腫の治療方法
      終末期のケア
     6.進行がん
      基礎知識
      生命予後を考慮した目標設定
      QOL評価
      練習の実際:がん特有の症状の評価と対応

    IV 有害事象対策
     1.骨転移
     1-1.骨転移:リスク評価
      がんと骨転移
      画像評価
      長管骨転移
      脊椎転移
      骨盤転移
      放射線療法
      骨転移治療薬
      骨転移患者における生命予後
     1-2.骨転移:動作指導
      骨転移患者に対する動作指導の進め方
      脊椎転移の場合
      骨盤・長管骨転移の場合
     2.がん関連血栓症
      がんと血栓症
      がん関連静脈血栓塞栓症(VTE)
      がん関連動脈血栓塞栓症(がん関連ATE)
      播種性血管内凝固症候群(がん関連DIC)
     3.神経障害
      がんと神経障害
      がんによる神経障害
      化学療法による有害事象
     4.低栄養・サルコペニア
      基礎知識
      低栄養
      サルコペニア
      悪液質
      リハビリテーション治療と栄養療法
      リハビリテーション栄養ケアプロセス
     5.せん妄
      基礎知識
      せん妄の危険因子
      せん妄の評価
      せん妄の問題点
      対策
     6.疼痛
      がん患者の疼痛
      疼痛の評価
      疼痛管理

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