精神医学の基盤 5 精神医学における仮説の形成と検証

出版社: 学樹書院
著者:
発行日: 2021-04-20
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784906502547
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商品紹介

精神医学における重要なテーマを斬新な切り口で俎上に載せる。5は、うつ病、双極性障害、統合失調症、神経症、発達障害に関する仮説を取り上げ、その現状について論じる。

目次

  • 対談  精神医学における仮説の役割と現状
        大森哲郎(徳島大学)×石郷岡純(石郷岡病院)
    <監修者コメント>“Perfect is the enemy of good”神庭重信(九州大学)

    ■うつ病の診断と病態を理解するための仮説
     メランコリー親和型とうつ病
      精神医学史研究に向けて
     うつ病治療における食事・栄養
      リスク因子と介入法について
     モノアミンとうつ病:再考
      モノアミン仮説はどこまで検証されているのか?
     うつ病の神経回路仮説とニューロフィードバック

    ■■双極性障害の診断と病態を理解するための仮説
     双極性障害の分類とスペクトラムをめぐる仮説と検証
      <コラム>いつまでも仮説で良いのか

    ■■■統合失調症の概念と病態を理解するための仮説
     統合失調症というカテゴリー
      KraepelinからDMS5まで
     神経発達障害仮説の形成と検証
      統合失調症の臨床病期ごとの脳病態解明を目指して
     統合失調症ドパミン仮説からグルタミン仮説へ
     統合失調症のゲノム研究
      全ゲノム関連解析がもたらした成果と臨床応用の可能性
     iPS細胞からみえる統合失調症の特徴

    ■■■■神経症の概念と病態を理解するための仮説
     神経症の消滅とその後の展開
     不安・恐怖のセロトニン仮説

    ■■■■■発達障害の概念を理解するための仮説
     自閉症スペクトラム症をめぐる仮説とその検証
     ADHDの病態は明らかとなったか
      仮説というファントム

    A Final Remark ≪精神医学の基盤≫[5]の総監修を終えて
    スパイラルアップする仮説と検証

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