医療判例解説 Vol.91 2021年4月号

出版社: 医事法令社
発行日: 2021-04-15
分野: 医学一般  >  雑誌
雑誌名:
電子書籍版: 2021-04-15
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

2,450 円(税込)

電子書籍
章別単位での購入はできません
ブラウザ、アプリ閲覧

2,449 円(税込)

目次

  • ●「特集」
    ・介護施設での食事介助中に利用者に異変が生じ死亡した件について看護職員に
     過失ありとした地裁判決を高裁が取り消して無罪とした事例
     東京高裁:令和2年7月28日判決

    「解説-介護施設看護職員逆転無罪判決」
    ・介護施設における看護職員有罪判決 高裁逆転無罪判決に対する評釈
     ◇お茶の水合同法律事務所 弁護士 小口 克巳

    ・介護事故においても適切な死因究明を ― 日本の刑事司法の問題点をふまえて ―
     ◇駒込たつき法律事務所 弁護士 水谷 渉

    ●「指標事例 5選」
    ・破裂動脈瘤に対するコイル塞栓の際、医師が誤ってカテーテルの先端で
     ネック瘤壁を穿孔したことにより患者が死亡したとして損害賠償を求めた事例
     大阪地裁:令和元年7月23日判決

    ・健康診断の採血時、しびれや電撃痛を訴えたにもかかわらず、看護師が採血を
     中止しなかったため、正中神経を損傷したとして損害賠償を求めた事例
     名古屋地裁:令和元年12月25日判決

    ・精神的異常はなかったのに長女に虚偽申告をされ、また、医師より医療保護入院相当と
     誤った判断をされたなどとして慰謝料を請求した事例
     大阪地裁:令和元年9月18日判決

    ・肺塞栓症の鑑別診断を行って治療等をすべきだったのに、これを怠った過失から
     患者を死亡させたと主張し損害賠償を求めた事例
      大阪地裁:令和元年5月15日判決

    ・腸重積で緊急手術として右半結腸切除術およびリンパ節郭清が行われた際、
     治療方法の説明義務違反があるなどとして損害賠償を求めた事例
     広島高裁岡山支部:令和2年3月25日判決

最近チェックした商品履歴

Loading...