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カラー図解 人体の正常構造と機能 V 腎・泌尿器 改訂第4版

出版社: 日本医事新報社
著者:
発行日: 2021-02-22
分野: 基礎医学  >  解剖学
ISBN: 9784784932443
書籍・雑誌
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6,600 円(税込)

商品紹介

人体の構造と機能を臓器別・全10巻に編集したシリーズ。
解剖学・生理学の高度な内容をやさしく学べる教科書として、全国の医学生から最も高い支持を得ています。
最新の知見に基づいて内容を更新するとともに、さらに読みやすく、わかりやすい教科書をめざしました。

目次

  • 人体の中の腎臓
     腎臓の第一の目的は,体液の恒常性を維持することである
     腎臓の主な働きは5つある
     腎臓は背中側で肋骨になかば隠れている
     腎臓は腹膜後隙にあり,脂肪組織で守られている

    腎臓の概観
     腎組織は皮質と髄質に分かれ,糸球体・尿細管・血管が規則正しく並ぶ
     尿細管は,その走行と上皮細胞の種類によって区分される
     糸球体は皮質迷路にあり,尿細管は皮質と髄質を縦横に走る

    腎小体(糸球体とボウマン嚢)
     糸球体とそれを包むボウマン嚢が腎小体を作る
     糸球体には3種類の細胞がある
     糸球体濾過のフィルターは3層からなる
     糸球体濾過は血圧を駆動力とし,血球や蛋白質を通さない
     腎臓の自己調節機構により,糸球体濾過量(GFR)は一定に保たれる
     腎クリアランスは,非侵襲的・定量的な腎機能解析法である
     糸球体は壊れやすく,再生しない

    尿細管
     尿細管の上皮細胞は,分節ごとに特徴的な構造と機能を持っている(1)
     尿細管の上皮細胞は,分節ごとに特徴的な構造と機能を持っている(2)
     濾液中の有用な血漿成分は近位尿細管で回収される(1)
     濾液中の有用な血漿成分は近位尿細管で回収される(2)
     近位尿細管における再吸収の特徴は等張性と制限性である
     ヘンレループの下行脚と集合管で水が再吸収される
     ヘンレループの対向流の働きで髄質は高浸透圧となり,尿が濃縮される

    腎循環
     心拍出量の20%が腎臓に入り,毛細血管を2回通る
     腎臓内の動脈は典型的な筋性動脈である
     傍糸球体装置は血管極周辺の細胞からなり,糸球体濾過量を調節している

    水・電解質・pHの調節
     体内ナトリウム量が体液量を決定する
     集合管のNa+輸送はホルモンにより調節され,体液量は一定に保たれる
     利尿薬は尿細管でのナトリウムと水の再吸収を抑制する

    腎臓とホルモン産生
     細胞内外のカリウム分布は,不均等な状態でバランスを保っている
     濾液中のK+は近位尿細管で大量に再吸収され,集合管で分泌される
     血漿Ca2+濃度が低下するとPTHが分泌され,骨吸収と尿細管での再吸収を増やす
     近位尿細管での無機リンの再吸収は,PTHにより抑制される
     代謝によって生じた酸のため,血液は酸性に傾きやすい
     尿細管はH+を尿中に排出し,体液pHを一定に保つ

    尿管・膀胱
     膀胱は腹膜直下,骨盤腔の最前部にある
     尿管と膀胱の粘膜は,伸縮自在の移行上皮で出来ている
     尿管と膀胱の壁は3層の筋からなり,伸縮性に富む

    泌尿器系の発生
     泌尿器と生殖器は同じ原基から発生する
     腎臓は発生の過程で90度回転しながら上昇する

    [基礎知識]
    細胞結合,細胞骨格,細胞外基質
    細胞膜における物質輸送

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