第1章 輸液はなんのため?
輸液の3つの目的
A 目的1 水分・電解質を正常化する
1.水分を正常化する
2.電解質を正常化する
B 目的2 栄養状態を改善する
1.エネルギー
2.栄養摂取の方法
3.末梢静脈栄養と中心静脈栄養
4.維持輸液はどんなときにする?
5.輸液製剤にはどんなものがある?
C 目的3 薬剤を投与する
第2章 看護師は何をする?
A 看護師の役割(1) 患者からの情報収集と医師への伝達
1.輸液前―ふだんからしっかり患者をアセスメントしよう
2.輸液中・輸液後―自覚症状などのバイタルサインに注意しよう
B 看護師の役割(2) ルートの管理
1.輸液速度・時間・ルート選択の確認
2.自己抜針の予防
3.事故抜去(配置の工夫)
C 看護師の役割(3) 医療事故の防止―徹底した防止策を!
1.医療事故につながる場面とは
2.6Rを徹底する
第3章 輸液の実際
A 輸液の準備
1.投与方法と物品の選択
2.輸液の混合(ミキシング)の方法
B 静脈ラインの確保
C 点滴静脈内注射の手順
D 輸液ポンプの使用手順
1.開始の手順
2.終了の手順
E シリンジポンプの使用手順
1.開始の手順
2.終了の手順
F 急速輸液
1.急速輸液はどんなときにする?─急速輸液が必要な病態
2.投与製剤
3.投与速度,量
4.温度(温める,冷やす)