「死にたい」の根っこには自己否定感がありました。
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目次
- はじめに
第1章 妻・咲セリという症例
パートナーへの暴力
▽克服のメソッド(1)何でも書いていいノート
精神的虐待の中で過ごした幼少期・思春期
▽克服のメソッド(2)自分をほめる
メンタルクリニック難民
▽克服のメソッド(3)自分問診票を作る
不治の病の猫との出会い
▽克服のメソッド(4)「私」と離れてみる
病気でも仕事をはじめる
▽克服のメソッド(5)自分のリズムを知る――日常と心の記録
生まれなおし
▽克服のメソッド(6)自分の取り扱い説明書を作る
生きづらさを発信すること
▽克服のメソッド(7)自分史を作る
繰り返される自殺未遂
▽克服のメソッド(8)心を開ける他者の存在に気づく
克服を決意する
▽克服のメソッド(9)本当にゆずれないものを見つける
もがきぬいた果てに
▽克服のメソッド(10)認知のノート
第2章 夫・咲生和臣の視点
発症と戸惑い
精神科では治せない?
それでも、一緒にいることを選んだ
俺だって、死にたい
もう一度、夢を抱く
自然にこの命が尽きるまで
第3章 【夫婦対談】自己否定からくる心の病を共に生きて
無理に生かそうとは思わなかった
別れようと思ったことはない
個人ではなく、パートナーや家族……皆の問題
何を言っても必ず味方だって信頼できたから、話せた
心の病になっても、「未来がないものではない」
ひとりでいるよりも何倍も辛い時もあった
自分から治ろうとしはじめる
当事者同士のかかわりは、すごく難しい
家族会――同じ境遇の人と苦しみを分かち合う
自己否定感や愛情飢餓感は、「変われない病気」じゃない
第4章 夫へのQ&A
Q 当事者がおかしくなっていった時、感じたことは?
Q 当事者が「死にたい」と言った時、どう扱いましたか?
Q 自分も死にたくなることはありませんでしたか?
Q 当事者が暴れた時はどうしましたか?
Q 当事者への憤りはありませんでしたか?
Q 大量服薬や自傷に対し、どう対応しましたか?
Q 当事者との距離感をどうとりましたか?
Q 当事者が爆発しそうだとわかった時、どうしていましたか?
Q 当事者の試し行為にどう対応しましたか?
Q 別れようと思ったことは?
Q 介護疲れで、変わったことは?
Q 病院では一緒に診察を受けましたか?
Q 入院させようと思ったことは?
Q 境界性パーソナリティ障害の当事者と接する際に気をつけていることは?
Q 自分自身のケアはどうしていましたか?
Q 当事者にしてしまって後悔したことは?
Q 何が当事者を治したと思いますか?
Q 支える側の人へのメッセージ
おわりに 自己否定感の悪魔とさよならできて