精神科治療学 36/8 2021年8月号
目次
- 特集 その後の自殺対策Ⅰ─社会的な自殺問題と対策の現在─
特集にあたって
自殺対策のこの10年の経験から学ぶこと─精神保健と公衆衛生の狭間で─
新型コロナウイルス感染症拡大下における自殺者数の推移
有名人の模倣自殺とメディア
COVID─19感染拡大状況下における女性の自殺の増加について
経済格差とフェイスから見た自殺
─Erving Goffmanの社会学とGeorge A. Akerlofのアイデンティティ経済学を手がかりに─
社会的孤立と自殺─若年層の人間関係をめぐって─
デジタル社会における自殺対策
─変わる「世界」における変わらない「人間の本質」への処方箋について─
自殺予防SNS相談の発展と課題
大学における自殺予防教育の実践と実装のための課題
自殺予防についての教師教育をめぐる現状と課題
子どもの自殺の現状と予防
災害と自殺対策
日本の地域自殺対策の現状
国の社会的自殺対策の変転
コロナ禍における世界の自殺対策
臨床経験
感覚障害が主症状となり，診断・治療ともに難航した進行性核上性麻痺の一例
複数の強迫的な行動に対するシェイピングを用いた介入─症例報告─
カレント・トピックス
COVID─19診療に従事する医療者のストレスを検出する評価尺度（TMDP）
連載
〔オピニオン〕
認知症診療における死生学（thanatology）の有用性
─森田正馬の死生観を参照枠として─
最近チェックした商品履歴
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