医療者のための教える技術

出版社: メディカ出版
著者:
発行日: 2021-09-01
分野: 看護学  >  看護管理
ISBN: 9784840475808
電子書籍版: 2021-09-01 (電子書籍版)
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商品紹介

参加者の学習意欲を引き出し実践に役立つ学びの場を提供するためには、ハイブリッド教育研修が効果的。本書では、研修講師に必要な「教え方のスキル」「研修設計力」「研修運営力」の3つのスキルを身につける方法について具体的に提示しています。

目次

  • ◆第1章 研修を設計するための理論やコツ
    ●うまく伝わらないのはなぜ?
    教え方がうまい人はどんな人?
    「熱意」があれば相手に伝わる?
    教えることとコミュニケーション
    研修の成果は参加者ができるようになったかどうかで測る
    ●教える目標(ゴール)と評価
    ●研修講師に必要な3つのスキル
    【Column】自著紹介 誰でも“教え上手”になれる!
    ■確認テスト


    ◆第2章 研修に役立つ理論と研修を活性化する方法
    ●研修を設計・改善する
    ガニエの9教授事象:研修の設計には型がある
    【Column】導入で“ハッとする”体験を取り入れる
    90/20/8の法則:適切な時間配分で学習効果を高める
    マイクロフォーマット形式:参加者主体の研修を目指す
    経験学習モデル:具体的な経験をふり返るプロセスが重要
    〔ワークのレシピ〕研修を型に当てはめてみよう:基礎編
    〔ワークのレシピ〕研修を型に当てはめてみよう:応用編
    学習の法則:5,000時間で一人前、10年で一流
    キャロルの時間モデル:スキルの習得時間には個人差がある
    短期記憶を長期記憶にする
    〔ワークのレシピ〕時間モデルを活用して現状をチェックする
    ●参加者の意欲を高める
    ARCS動機づけモデル:研修を魅力的にする
    なぜゲームは夢中になれる?研修は楽しむもの
    スモールステップの原理と即時フィードバックで意欲を高める
    【Column】ゴール設定では「死人テスト」と「具体性テスト」をクリアする
    ●研修を評価・改善する
    ロケットモデルで研修を評価・改善する
    〔ワークのレシピ〕ロケットモデルで研修の設計をチェックしよう!
    ●部署と連携して研修を活性化する
    部署を巻き込む研修計画
    〔ワークのレシピ〕部署の教育計画をチェックしよう!
    〔ワークのレシピ〕教育計画を修正しよう!
    ■確認テスト

    ◆第3章 教育・研修の設計方法
    ●研修の形態はさまざま
    対面研修
    リアルタイム型(同期型)研修
    オンデマンド型(非同期型)研修
    ブレンド型研修
    ハイフレックス型研修
    ●対面研修をオンラインに転換するポイント
    コミュニケーション(意思疎通)
    インプット(講義)
    アウトプット(課題)
    コラボレーション(共同作業)
    アセスメント(評価)
    オンラインで質問を受け付ける
    オンライン研修の企画で留意すること
    〔ワークのレシピ〕手書きツールを活用したグループワーク
    〔ワークのレシピ〕リアルタイム型研修を改善する
    研修のリハーサルは必要?
    リアルタイム型研修のリハーサル
    ●eラーニングを活用する
    eラーニングと対面研修を組み合わせる
    eラーニングとリアルタイム型研修を組み合わせる
    〔ワークのレシピ〕eラーニングを活用したリアルタイム型研修を設計する
    【Column】対多人数のオンライン研修を双方向性にする3つのポイント
    看護部全体で取り組む
    ●教育研修を企画・開催してみよう
    リアルタイム型研修の設計例
    ■確認テスト

    ◆第4章 ファシリテーション
    ●熱意があればうまく伝わる?
    ●研修ファシリテーション
    研修講師はどんな役割をする人?
    研修を展開する基本のモデル
    基本モデルと学習方法
    なぜわざわざ集まるのか?
    研修のコンセプトを明確にする(5W1H)
    〔ワークのレシピ〕研修のコンセプトをつくってみよう!
    ●基本モデル:レクチャー 五感に訴えかける
    学習方法:(1)聴く
    学習方法:(2)見る
    学習方法:(3)思考する
    【Column】適度な緊張と緩和のバランスが大切
    ●学習方法:ワーク (4)話し合う (5)体験する (6)まとめる
    経験学習を取り入れる
    ●ロールプレイで習得できること
    ロールプレイの設計・実施
    【Column】失敗力を身につけ失敗に強くなる
    ●学習方法:リフレクション (7)共有 (8)内省 (9)概念化
    〔ワークのレシピ〕「バザール」でグループワークを共有する
    〔ワークのレシピ〕「KPT」でふり返る
    ●ファシリテーターとしての講師の役割
    ファシリテートのポイント
    うまくいかないときの対処法
    〔ワークのレシピ〕対話が促進しないときの裏技を使ってみよう!
    〔ワークのレシピ〕研修にも柔軟体操が必要
    ●ファシリテーション・グラフィック
    意見を出し合い整理する
    マインドマップ
    KJ法
    図解化に使えるフレームワーク
    グラフィックの基本パターンを使う
    〔ワークのレシピ〕グラフィックを使って研修の改善点をみつける
    ■確認テスト

    ◆第5章 まとめ
    ●オンライン研修ではオペレーターが必要
    ●教育・研修で困った場面への対処方法

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第2章 研修に役立つ理論と研修を活性化する方法

P.45 掲載の参考文献
多喜翠, 堂坂更夜香, 向後千春.マイクロフォーマット形式による研修の実践と効果の検証. 日本教育工学会論文誌. 40(Suppl.), 25-28. 2016

第4章 ファシリテーション

P.204 掲載の参考文献
堀公俊. ファシリテーション入門. 日本経済新聞社. 2004
堀公俊. 組織変革ファシリテーター. 東洋経済新報社. 2006
P.223 掲載の参考文献
掘公俊, 加藤彰. ファシリテーション・グラフィック. 日本経済新聞社. 2006

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