サッとわかる! 栄養療法のトリセツ

出版社: 金芳堂
著者:
発行日: 2021-10-10
分野: 臨床医学:一般  >  栄養/食事/輸血
ISBN: 9784765318785
電子書籍版: 2021-10-10 (第1版第1刷)
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3,520 円(税込)

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商品紹介

現在のところ万病に効く薬というものは存在しませんが、栄養療法は万病に効く可能性があり、非常に重要な医療の土台です。
本書はそんな栄養療法のトリセツ(取扱説明書)となる書籍です。
Chapter0、1、2では栄養療法を進めるうえで必ず知っておきたい基本の知識をコンパクトに解説し、Chapter3、4では栄養アクセスや個別症例毎のより実践的な内容を、Chapter5では多職種連携について解説します。

目次

  • Chapter0 はじめに
    0-1 どうして栄養管理が必要なのか:栄養は医療の屋台骨
    0-2 適切な「食事のオーダー」出せますか?:すべての治療のベースは食事

    Chapter1 栄養管理のキホン
    1-1 エネルギー代謝:代謝を知らないと栄養管理は始まらない
    1-2 3大栄養素:あなたのカラダは食べたものでできている
    1-3 運動と代謝:ニートは肥満と関連する!?
    1-4 疾患と代謝:どうして病気をするとやせるのか
    1-5 加齢と代謝:年を取れば代謝が落ちる?

    Chapter2 栄養ケアの基本
    2-1 栄養スクリーニング:アルブミンを過信しない!
    2-2 栄養アセスメント(特にGLIM基準):世界基準の栄養診断とは
    2-3 栄養プランニング:栄養管理はオーダーメイドで
    2-4 栄養モニタリング・評価:多角的なモニタリングで患者や多職種と信頼関係を
    2-5 栄養評価に必要な臨床検査:データを駆使して栄養管理に強くなろう

    Chapter3 栄養アクセスのキホン
    3-1 栄養アクセスの選択:使えるルートは3 つだけ
    3-2 経腸栄養:腸が動いていれば積極的に腸を使おう
    3-3 静脈栄養:病態に応じて配合調整できるスグレモノ
    3-4 複数の栄養アクセス併用:栄養の選択肢は多い方がいい

    Chapter4 栄養療法の進め方
    4-1 脳卒中:栄養療法が予後を改善する
    4-2 整形外科疾患:栄養障害は転倒、骨折を引き起こす
    4-3 消化器疾患:病態や消化機能に応じた栄養療法の選択を
    4-4 肝疾患(特に肝硬変):肝臓は栄養代謝の要
    4-5 心疾患(特に心不全 ):心負荷の軽減を目指す栄養療法
    4-6 呼吸器疾患(特にCOPD):体重減少を制御するためには
    4-7 腎疾患:栄養療法が予後を改善する
    4-8 糖尿病:カロリー制限は時代遅れ!糖尿病は個別化対応の時代へ
    4-9 周術期(特に消化管手術):感染症予防と回復促進のための栄養管理
    4-10 サルコペニア:筋肉は新しい栄養指標
    4-11 摂食嚥下障害:食べられないことは負の低栄養スパイラルの主要因
    4-12 褥創・熱傷:微量元素の管理が創傷治癒を左右する
    4-13 認知機能障害、食欲低下と摂食障害(高齢者、がん):元気なうちからACPを

    Chapter5 栄養サポート-多職種での関わり方-
    5-1 栄養サポートチーム(NST):栄養管理は医療の基盤、NSTは病院の柱
    5-2 医科歯科連携:口腔から医療レベルがみえる
    5-3 薬剤管理とポリファーマシー:ポリファーマシーはフレイルのリスク
    5-4 チームビルディング(多職種との協働):
       チームの質は医療の質、患者アウトカムに直結する
    5-5 栄養管理のなぜ? を臨床研究へ

    付録:栄養管理に役立つリファレンス

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