肝心要の研究デザインがわかる本

出版社: 新興医学出版社
著者:
発行日: 2021-11-22
分野: 医学一般  >  医学情報学
ISBN: 9784880029146
書籍・雑誌
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商品紹介

臨床論文を読みこなしたいと考えている全医療者へ!論文読破に必要な知識は統計学だけではありません。
肝心要は「研究デザイン」です。論文がどんどん読める研究デザインの知識を教えます。
最短ルートで効率的に勉強してEBMの実践力をアップしましょう!
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本書は大好評 『膨大な医学論文から最適な情報に最短でたどり着くテクニック』に続くシリーズ続編となります。『統計手法のしくみを理解して医学論文を読めるようになる本』も同時刊行!

目次

  • 第I編 医学論文における研究デザインの理解:理論編

    第1章 研究デザイン
    1.臨床研究・疫学研究・看護研究などのデザイン
    (1)研究デザインとは
    (2)エビデンスのレベル
    2.ランダム化比較試験
    (1)並行群間ランダム化比較試験
    (2)クラスターランダム化比較試験
    (3)非劣勢試験と同等試験
    (4)ランダム化比較試験の欠点
    3.コホート研究
    (1)コホート研究とは
    (2)前向きコホート研究
    (3)後向きコホート研究
    【発展学習】臨床予測モデル
    4.症例対照研究
    (1)症例対照研究とは
    (2)症例対照研究の利点
    (3)症例対照研究の欠点
    (4)マッチング
    (5)コホート内症例対照研究
    5.自己対照研究デザイン
    (1)自己対照ケース・シリーズ
    (2)ケース・クロスオーバー・デザイン
    6.横断研究
    (1)横断研究とは
    (2)横断研究の利点と欠点
    (3)診断研究
    【発展学習】生態学的研究
    7.システマティック・レビュー
    (1)システマティック・レビューとは
    (2)メタ・アナリシスの読み方
    (3)メタ・アナリシスの応用

    第2章 誤差

    1.誤差の分類
    (1)誤差とは
    (2)系統誤差の区分
    2.交絡
    (1)交絡とは
    (2)交絡を起こす3つの条件
    (3)交絡への対処~ランダム化
    (4)交絡への対処~統計解析による制御
    3.選択バイアス
    (1)ランダム化比較試験で生じやすい選択バイアス
    (2)コホート研究で生じやすい選択バイアス
    (3)症例対照研究で生じやすい選択バイアス
    4.情報バイアス
    (1)ランダム化比較試験で生じやすい情報バイアス
    (2)観察研究で生じやすい情報バイアス
    5.偶然誤差
    (1)偶然誤差とその対処法
    (2)内的妥当性と外的妥当性

    第II編 医学論文における研究デザインの理解:実践編

    第3章 PE(I)COと研究目的
    1.PE(I)CO
    (1)PE(I)COとは
    (2)PE(I)COの例
    (3)PE(I)COが当てはまらない研究
    2.研究目的
    (1)論文のIntroductionに記載される内容
    (2)Introduction読解のポイント
    (3)研究目的から読み解く研究デザインの選択

    第4章 研究対象者の選択
    1.研究のセッティングとデータ源
    (1)研究のセッティングとデータ源の記載
    (2)1次データと2次データ
    2.組み入れ基準と除外基準
    (1)組み入れ基準
    (2)除外基準
    3.データ源と対象者に関する記載のチェックポイント
    (1)データ源が研究目的に合致しているか
    (2)組み入れ基準・除外基準が明記されているか
    (3)最終的に選ばれる研究対象者が適切か

    第5章 アウトカムの設定
    1.評価者の視点によるアウトカムの分類
    (1)医療者の視点に立ったアウトカム
    (2)患者の視点に立ったアウトカム
    2.アウトカムの形式による分類
    (1)1次アウトカムと2次アウトカム
    (2)真のアウトカムと代理アウトカム
    (3)ハードアウトカムとソフトアウトカム
    (4)複合アウトカム
    3.アウトカムについて論文を読む際に留意すべきポイント
    (1)重要で評価すべきアウトカムか?
    (2)アウトカムの測定方法は妥当か?
    (3)バイアスの影響はないか?
    (4)2次アウトカムが多すぎないか?
    (5)代理アウトカム利用の問題点
    (6)複合アウトカム利用の問題点

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