それでも君は医者になるのか

出版社: 日経BP社
著者:
発行日: 2021-11-22
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 9784296110896
書籍・雑誌
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商品紹介

本書は現役の外科医で小説家でもある中山祐次郎さんが、大きな変革期を迎えている医療の世界の実像をリアルに、そして熱く描き出す一冊です。
コロナ禍では、医療従事者とりわけ「医師」に対する注目度が増し、日米では大学医学部の志望者が増えています。
今、医者になる意義とは何か。そのやりがいとは、患者の命を救うとはどのようなことか。
そして、医者の年収は実際のところいくらか、働き方改革で激務は解消されるのかなど、余すところなく明かします。

目次

  • 序章    コロナは何を変え、何を変えなかったか
            コロナ禍、ある外科医の奮闘

    第1章   医者だって人の死に慣れない
            A先生の訃報
           「先生、手術も抗がん剤ももういいよ」
            19歳でがん、山下弘子の旅立ち
            日野原先生と回診した思い出

    第2章   それでも医者は判断する
            機内のドクターコールに応じたときの話
            何歳までがんの手術を受けますか?
            透析中止、生死を決めるのは誰か

    第3章   医者の働き方
            徹夜明けの外科医に手術されるの、嫌ですか?
            診療報酬が増えると医者の給料は増えるのか?
            医師には医師にしかできない仕事を
            医師なら年2000時間残業すべき?
            近所の病院がなくなるって本当?
            特別対談   新型コロナ第4波の「地獄」

    第4章   医者とキャリア
            37歳の外科医がメスを置いた理由
            医者の肩書にある「専門医」って?
            医師国家試験、合格率90%の謎
            東京医大、性差別だけが問題ではない
            あの名門まで、医学部不正入試の実態

    第5章   医者のプライベート
            医者の子育て、意外なスキルが役立つ
            男性医師と女性医師で異なる婚活事情

    第6章   福島で考える
            原発から22㎞ 、私が高野病院に来た理由
            ぎっくり腰になりかけた院長初日
            病院の経営を良くするために実施したミッション
            医師が見た「福島のリアル」
            医者が原発に行ってみて感じたこと

    第7章   外科医が語るがん治療
            専門家が語る、がんの治療戦略
            2人に1人ががんにかかる時代の最新治療
            渡瀬恒彦さんを襲った「胆のうがん」
            堀ちえみさんのかかった「舌がん」とは?
            八千草薫さんの命を奪った膵臓がん
            外科界のイノベーション、腹腔鏡手術

    終章    医者に幸福感をもたらすもの
            私が皆さんに医者を目指してほしいと思う理由

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