公認心理師への関係行政論ガイド

出版社: 北大路書房
著者:
発行日: 2021-11-20
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784762831751
書籍・雑誌
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2,970 円(税込)

商品紹介

心理職の現場で扱われる問題とその解決方法は,法制度と密接に結びつく。本書は法律家が法制度のポイントを,心理職がそれを実践でどう活かすかを解説し,「関係行政論」を根本から理解できる基本書を実現。資格試験のテキストとして役立つのみならず,心理職に就いてからも現場で紐解ける,心強い実践的ガイドブック。

目次

  • 本書の読みかたガイド
       1 自身の職域に関連する法領域から読み始めること
       2 条文を読むときに,「誰に何を求めているか」という視点をもつこと
       3 その法律の目的(立法趣旨)は何かを常に意識する
       4 まとめ

    序章 公認心理師が,なぜ法律を学ぶのか
      0.1  はじめに
      0.2  5分野の汎用資格としての公認心理師
      0.3  実務者として法律を学ぶ意味
      0.4  相談実践職として法律を学ぶ意味
      0.5  専門職として法律を学ぶ意味
      0.6  おわりに
    ◆コラム◆ タラソフ裁定
      
    第1章 公認心理師の職責
      1.1  公認心理師法と公認心理師の職責
      1.2  公認心理師の心理支援の内容と特徴
    ◆コラム◆ 名称独占資格としての公認心理師  

    第2章 保健・医療分野
      2.1.1  一般医療法制(1)【法律職の視点から】
      2.1.2  一般医療法制(2)【心理職の視点から】
      2.2.1  精神医療(1)【法律職の視点から】
      2.2.2  精神医療(2)【心理職の視点から】
      2.3.1  地域保健(1)【法律職の視点から】
      2.3.2  地域保健(2)【心理職の視点から(A)】
      2.3.3  地域保健(3)【心理職の視点から(B)】
      2.4.1  自殺対策(1)【法律職の視点から】
      2.4.2  自殺対策(2)【心理職の視点から】
      2.5.1  依存症(1)【法律職の視点から】
      2.5.2  依存症(2)【心理職の視点から】
      2.6.1  災害復興(1)【法律職の視点から】 
      2.6.2  災害復興(2)【心理職の視点から】

    第3章 福祉分野
      3.1.1  精神障害者(1)【法律職の視点から】
      3.1.2  精神障害者(2)【心理職の視点から】 
      3.2.1  児童福祉(1)【法律職の視点から】
      3.2.2  児童福祉(2)【心理職の視点から】
      3.3.1  高齢者(1)【法律職の視点から】
      3.3.2  高齢者(2)【心理職の視点から】
      3.4.1  生活困窮者問題(1)【法律職の視点から】
      3.4.2  生活困窮者問題(2)【心理職の視点から】
      3.5.1  保険制度(1)【法律職の視点から】
      3.5.2  保険制度(2)【心理職の視点から】

    第4章 教育分野
      4.1.1  基本的法律・制度(1)【法律職の視点から】
      4.1.2  基本的法律・制度(2)【心理職の視点から】
      4.2.1  発達障害者支援法(1)【法律職の視点から】
      4.2.2  発達障害者支援法(2)【心理職の視点から】
      4.3.1  いじめ問題(1)【法律職の視点から】
           (いじめ防止対策推進法) 
      4.3.2  いじめ問題(2)【心理職の視点から】
           (いじめ防止対策推進法)

    第5章 司法・犯罪分野
      5.1.1  民法一般(1)【法律職の視点から】
      5.1.2  民法一般(2)【心理職の視点から】
      5.2.1  家族法(1)【法律職の視点から】
      5.2.2  家族法(2)【心理職の視点から】
      5.3.1  刑事一般(1)【法律職の視点から】
      5.3.2  刑事一般(2)【心理職の視点から】
      5.3.3  医療観察法【心理職の視点から】
      5.4.1  少年事件(1)【法律職の視点から】
      5.4.2  少年事件(2)【心理職の視点から】
      5.5.1  犯罪被害者支援(1)【法律職の視点から】
      5.5.2  犯罪被害者支援(2)【心理職の視点から】

    第6章 産業・労働分野
      6.1  産業・労働分野(1)【法律職の視点から】
      6.2  産業・労働分野(2)【心理職の視点から】

    第7章 臨床と倫理
      7.1  法律と職業倫理との違い
      7.2  職業倫理に関するルールの種類

    第8章 法学と心理学 考え方の違い
      8.1  総説
      8.2  心理学と法学の発想の違い
      8.3  おわりに

    第9章 法の作用の実際と心理職
      9.1  法のイメージ
      9.2  法の不確定性
      9.3 法とケアの交錯 【事例で考える】
      9.4 法がはらむ絶えざるジレンマ

    あとがき  
    資料 公認心理師法など    
    法令・事項索引
    編者・執筆者紹介

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