生体の科学 72/6 2021年11・12月号
目次
- 特集 新組織学シリーズII：骨格筋
―今後の研究の発展に向けて
■I．骨格筋収縮研究の多様な側面
筋小胞体カルシウムポンプの構造とイオン輸送機構
人工ナノ筋肉を用いた筋収縮原理の解明
昆虫の筋肉が教えていること
■II．骨格筋組織を支える細胞の役割・応答
筋サテライト細胞の適応
間質の間葉系前駆細胞とサルコペニア
神経筋接合部（NMJ）の形成・維持メカニズム―NMJを標的とした治療技術の開発を目指して
骨格筋のメカノバイオロジー
■III．骨格筋を障害する疾患の注目すべき病態
糖尿病とサルコペニア
自己免疫性筋炎―新たな疾患概念と分類
鏡-緒方症候群の筋発生異常の原因となる真獣類特異的遺伝子PEG11/RTL1
筋チャネル病の新たな病態
CGGリピートと筋疾患
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの中枢神経障害
ベッカー型筋ジストロフィーと中枢神経障害
■IV．遺伝性筋疾患研究を起点とした治療原理の進展
糖鎖の新たな理解をもとにした筋ジストロフィー治療法の開発
RNA制御機構の解析で明らかとなるRNA病の病態解明と新規治療法開発
治療法の開発を見据えた筋強直性ジストロフィーの新たな病態の解明
アンチセンス核酸医薬の発展とデリバリー手法の開発
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