ヘルスプロモーションの原点回帰

出版社: ライフ出版社
著者:
発行日: 2021-12-03
分野: 衛生・公衆衛生  >  予防/健康管理
ISBN: 9784908596032
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商品紹介

知れば深まる!
健康政策とグローバルヘルスの立脚点としてのヘルスプロモーション戦略

目次

  • 第1章 ヘルスプロモーションの双方向モデル
     1.プライマリヘルスケアとヘルスケア違い
     2.両戦略の定義の検討
     3.両戦略による基本概念の認識
     4.両戦略の共通点
     5.両戦略の成立に与えた開発理念の時代的変遷
     6.プライマリヘルスケアの成立の来歴
     7.ヘルスプロモーションの成立の来歴
     8.両戦略の相違点―「保健の社会化」と「社会の保健化」
     9.プライマリヘルスケアとヘルスプロモーションの双方向モデル
     10.高所得国と低中所得国の双方で両戦略が必要とされる理由
     11.プライマリヘルスケアのその後の数奇な展開
     12.ヘルスプロモーションのその後の堅実な展開
     
    第2章 ヘルスプロモーションの自律的制御モデル
     1.ヘルスプロモーションにおける自律的制御の意味
     2.自律的制御力とエンパワーメント
     3.ブラジルにおけるヘルスプロモーションとエンパワーメント
     4.健康の自律的制御に伴う公的責任と自己責任の調和
     5.健康の自律的制御を促す多角的手法
     6.自律性を引き出すアクチュアリティ先行の手法
     7.他社との脱比較論
     8.ヘルスプロモーションの自律的制御モデル
     9.能動的依存と非役割的参加

    第3章 ヘルスプロモーションの因果律モデル
     1.因果律の健康科学への適用
     2.健康の決定要因
     3.健康の決定要因を拡大させた生物心理社会モデル
     4.健康の社会的決定要因
     5.決定要因から影響を受ける健康とは!?
     6.健康の決定要因に一括介入するやり方
     7.プライマリヘルスケアとヘルスプロモーションの因果律モデル
     8.疫学統計と因果律
     9.ヘルスプロモーションの評価動向と分析事例
     10.新型コロナウイルスのパンデミックから学んだこと
     11.因果律モデルとリスクマネジメント
     12.コントロールできない健康の決定要因
     13.健康大国を築いた日本はヘルスプロモーションの先進地
     14.健康決定要因へ多角的に介入した日本の事例
     
    第4章 ヘルスプロモーションの持続可能な健康指向型社会モデル
     1.持続可能な開発目標とは!?
     2.SDGsの課題:ユニバーサリティとコンバージェンス
     3.ユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)とは!?
     4.グランドコンバージェンス(GC)とは!?
     5.ユニバーサリティとコンバージェンスの両立
     6.SDGsのもう一つの課題;トリレンマの問題
     7.ヘルスプロモーションの持続可能な健康指向型社会モデル
     8.持続可能な健康志向型社会モデルを前進させるために残された諸問題
     9.人類の存在そのものが地球の脅威に!?

    第5章 ヘルスプロモーションの空観モデル
     1.全人的な健康観への拡大
     2.より良く生きるために必要なもう一つの健康:スピリチュアルヘルス
     3.仏陀が見出した因果律と空観
     4.最新の現代科学が描く宇宙観と空観の酷似性
     5.空観における因果律とは!?
     6.ヘルスプロモーションのポジティブ志向と健康生成論
     7.脳の快感回路
     8.脳科学が捉えた脳の特性と幸福の感じ方
     9.幸福に欠かせない自己決定
     10.ヘルスプロモーションの空観モデル

    第6章 近未来におけるヘルスプロモーションの展開
     1.「5つのモデル」の振り返り
     2.近未来社会とヘルスプロモーション
     3.生活環境病とヘルスプロモーション
     4.ヘルスプロモーションが目指すべき政策の方向性
     5.近未来のヘルスプロモーションの展開

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