事例から学ぶ「医療事故調査制度」活用BOOK

出版社: 篠原出版新社
著者:
発行日: 2021-12-10
分野: 医学一般  >  医療社会学
ISBN: 9784867058114
書籍・雑誌
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2,750 円(税込)

商品紹介

2015年10月に施行された「医療事故調査制度」。しかし、予想をはるかに下回る報告しか行われていません。医療事故被害者・遺族、医療従事者双方にとって、医療事故死の原因究明と、再発防止策の作成は、喫緊
の課題です。本書では、実際の事例を紹介し、本制度活用のポイントと、今後の課題が詳細に説明・解説されています。医療事故死の再発防止のための全医療従事者にとって、必読書です。

目次

  • 序 医療事故調査制度を活用しよう

    I 医療事故調査の現状と課題(制度を使った被害者たちの思いと医療側の対応)
     1.ドキュメント「センター調査第一号案件」
       ~原因究明と再発防止を求め続けた遺族のストーリー~
     2.医療事故被害者の求める医療事故調査制度とは?
    3.医療現場において予期せぬ形で亡くなった患者・遺族の思い

    II 医療事故調査制度とは何か
     1.院内事故調査制度とセンター調査
     2.医療事故調査制度の議論の歴史と弦所う

    III 医療事故調査の実践事例と評価
     1.都道府県による制度活用状況の違い
       ―医療事故調査をめぐるデータから、制度の利益を探る
     2.センター調査に対する患者の評価
     3.医療事故調査の実践事例と評価―大学病院の事例
       ~京大病院の基本的な対応について
     4.医療事故調査を事故の再発防止につなげるために
       ~群馬大学事故調と産科医療補償制度から学ぶ~

    IV 「正直文化」の大切さ(日本と外国の実情から)
     1.医療事故被害者は、何を求めてきたのか
     2.病院は事故にどのように対処すべきか
     3.オネストトーキングのすすめ~世界の標準との比較~

    V 医療事故調査制度のこれから
     1.まっとな事故調査を実現するために
     2.制度の改善に向けて―国民が信頼する制度に
     3.医療事故調査・支援センターの権限・機能拡充の提言
     4.院内医療事故調査はどうあるべきか

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