ケアの倫理 認知症ケアの学び返しの旅から
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目次
- 第1章 端緒
生活の質(Quality of life :QOL)が高齢者ケアに与えたインパクト
認知症という世界に関わっていこうと決めた日
第2章 ケアの場を拓く
私の認知症ケアは介護家族の電話相談から始まった
認知症介護の介護を「宙づり状態」に留め置く時間が欲しい
介護家族と共にデイケアを手作りする
日常世界を豊かにするグループホーム
グループホームケアの価値
第3章 自立するという営みとケアの立つ位置
もしかすると、こういうことだったのかも…
認知症の人の潜在能力(ケイパビリティ)
老人の潜在能力
第4章 ケアの共同性と協働の戦略(ストラテジー)
若年認知症の人の主張~新しい支援観が求められる~
「患者」というときの居心地の悪さはどこから
認知症の人の個々の声をきくということ
「認知症の人と家族の会」の分水嶺を越える旅
認知症ケアのイノベーション
第5章 ケアの技(わざ)と術(わざ)の論理
認知症ケアの基本的なかたち
「活動する身体」に込めるケアの技(わざ)と術(わざ)
聴く過程で呼び覚まされる倫理性
振る舞いとしてのコミュニケーションとパーソナルスペース
認知症の人とのコミュニケーションから拓かれる気づきと対話
第6章 居場所
居場所が拓くコニュニケーションのリアル
「居場所」が拓く「在宅」ケアのかたち
「居場所」が拓く訪問看護のかたち
エンド・オブ・ライフ・ケア
第7章 認知症ケアの今日的課題
ケアの核としてあるケアリング
認知症予防と共生をめぐる課題
特養あずみの里裁判が問いかけるもの
終章 コロナ禍の中で
ないまぜの危機のなかで思う~誰もが誰かのケアの担い手~