クロストークから始める総合診療 ジェネラルマインド・ブラッシュアップ!

出版社: 金芳堂
著者:
発行日: 2022-03-30
分野: 臨床医学:一般  >  診断学一般
ISBN: 9784765318952
電子書籍版: 2022-03-30 (第1版第1刷)
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商品紹介

岡山大学の総合内科・総合診療科をモデルとして、専門分野を持つ総合内科医・総合診療医が出題者になって、各専門分野の具体的な症例を提示し、ジェネラリストの卵たちと対話を通じて、到達目標を考察しました。また、総合診療をより深く理解するべく、様々な視点を通して、ジェネラリストの多様性を示しました。全人的な総合医療を担うための知識とジェネラルマインドが深められる教育的価値の高い内容となっています。

目次

  • 【専門分野×総合診療クロストーク】
    イントロダクション

    内分泌1
    1 不明熱の原因にもなり得る疾患とは?

    内分泌2
    2 治療できる高血圧を見逃さないようにしよう!

    内分泌3
    3 うつ病と思ったら……

    リウマチ・膠原病1
    4 発熱と頸部リンパ節腫脹を繰り返すも診断がつかない

    リウマチ・膠原病2
    5 高齢者の多発疼痛、どこから手をつけたらよい?

    リウマチ・膠原病3
    6 全身倦怠感を呈する症例のピットフォール

    リウマチ・膠原病4
    7 あらゆる臓器に障害をきたす何でもありな疾患の正体は?

    感染症1
    8 ザ・サイレント・キラー

    感染症2
    9 フォーカスが絞れない……

    感染症3
    10 そこで見え隠れしているのは何者?

    循環器(高血圧・脂質異常症)
    11 実は見逃しているかもしれない心筋梗塞リスク因子

    糖尿病
    12 身につけておきたい2型糖尿病の初診時対応

    消化管
    13 先生、食事がつかえるんです……

    肝胆膵
    14 食欲低下、倦怠感、肝機能異常から疑われる疾患を考える

    老年(サルコペニア・フレイル)
    15 フレイル高齢者、ちゃんと見つけて診療できますか?

    精神
    16 精神科あるある

    マルチモビディティ
    17 多重疾患併存を考える;包括性と関係性

    不明熱
    18 不明熱診療の本質

    【総合診療ディープトーク】
    研修医×専攻医
    1 総合内科・総合診療科を目指す君へ

    総合内科×総合診療科
    2 Community Based Doctorのすすめ

    ケースレポート
    3 優れたCase Reporterは優れたClinicianである

    国内医療×海外医療
    4 あなたは外国人を自信を持って診られますか? 通訳エラーの観点から語る外国人診療

    感染症教育
    5 総合内科医が担うべき感染症教育

    渡航ワクチン外来
    6 無防備で海外渡航をしようとしているあなたへ

    アカデミア×クリニカル
    7 アカデミアとクリニカル;その接点と共通点

    医学教育家×臨床家
    8 臨床教育とは

    医学生×教員
    9 医学生と教員の様々な視点から考える総合診療

    哲学者×医師
    10 哲学対話で医師の当たり前を問い直す

    ポリファーマシー
    11 総合診療医に期待されるポリファーマシー対策

    漢方診療
    12 見方を変えれば対応できるかもしれない;漢方医学のすすめ

    マルチモビディティ×緩和ケア
    13 ちょっと大人のマルチモビディティ

    アート×サイエンス
    14 アートが医師になぜ必要か?

    索引
    付録(カラー画像)

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

専門分野×総合診療クロストーク

P.15 掲載の参考文献
P.29 掲載の参考文献
1) 日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会, 編. 高血圧治療ガイドライン 2019. ライフサイエンス出版, 2019.
2) 日本内分泌学会, 他編. わが国の原発性アルドステロン症の診療に関するコンセンサス・ステートメント. 日内分泌会誌. 2016 ; 92 (Suppl) : 1-49.
3) 日本内分泌学会, 他編. 原発性アルドステロン症診療ガイドライン 2021. 診断と治療社, 2021.
P.42 掲載の参考文献
1) 徳増一樹, 他. 【内分泌疾患】疑うことからまず始めよう! 内分泌検査の重要性. 総合診療. 2020 ; 30 : 844-847.
2) 日本内分泌学会, 編. 内分泌代謝科専門医研修ガイドブック. 診断と治療社, 2018. pp145-146.
4) 高橋裕. 成長ホルモンから見た脂肪肝/NASHの病態と治療応用. 日内会誌. 2017 ; 106 : 2254-2258.
P.50 掲載の参考文献
2) Yamaguchi M, et al. Preliminary criteria for classification of adult Still's disease. J Rheumatol. 1992 ; 19 : 424-430.
5) Fautrel B, et al. Corticosteroid sparing effect of low dose methotrexate treatment in adult Still's disease. J Rheumatol. 1999 ; 26 : 373-378.
6) 厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業 自己免疫疾患に関する調査研究班, 編. 成人スチル病診療ガイドライン 2017年度版. 診断と治療社, 2017. https://minds.jcqhc.or.jp/docs/gl_pdf/G0001020/4/Adult_Stills_Disease.pdf (最終アクセス日 : 2022年1月12日)
P.64 掲載の参考文献
P.74 掲載の参考文献
P.85 掲載の参考文献
P.104 掲載の参考文献
1) 厚生労働省検疫所 FORTH. 海外で健康に過ごすために. https://www.forth.go.jp/index.html
2) 外務省. 海外渡航・滞在. 世界の医療事情. https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html
3) Fitfortravel. Travel and International Health Team of Public Health Scotland. https://www.fitfortravel.nhs.uk/home
4) Centers for Disease Control and Prevention. Travelers' Health. https://wwwnc.cdc.gov/travel
5) World Health Organization. Travel advice. https://www.who.int/travel-advice
8) 日本環境感染学会. 医療関係者のためのワクチンガイドライン 第3版. 環境感染誌. 2020 ; 35 (Suppl II) : S1-S32.
10) 国立感染症研究所. 腸チフス・パラチフスとは. https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/440-typhi-intro.html
P.114 掲載の参考文献
P.126 掲載の参考文献
P.135 掲載の参考文献
1) 日本動脈硬化学会. 動脈硬化性疾患予防のための脂質異常症診療ガイド 2018年版. 日本動脈硬化学会, 2018. pp89-97.
2) Nordestgaard BG, et al, Familial hypercholesterolaemia is underdiagnosed and undertreated in the general population : guidance for clinicians to prevent coronary heart disease : consensus statement of the European Atherosclerosis Society. Eur Heart J. 2013 ; 34 : 3478-3490a.
3) 日本動脈硬化学会, 編. 家族性高コレステロール血症診療ガイドライン 2017. 日本動脈硬化学会, 2017. p10.
4) 多田紀夫, 他. 我が国における高脂血症治療の実態調査-LiMAP1-. 第37回日本動脈硬化学会総会, 2005.
P.150 掲載の参考文献
1) 日本糖尿病学会. 糖尿病診療ガイドライン 2019. 南江堂, 2019.
2) 日本糖尿病学会, 編. 糖尿病専門医研修ガイドブック (改訂第8版). 診断と治療社, 2020. pp294-374.
3) 春日雅人, 他. 糖尿病と癌に関する委員会報告. 糖尿病. 2013 ; 56 : 384.
4) 目黒周, 他. Hospitalist. 2018 ; 6.321. メディカルサイエンスインターナショナル.
6) 大塚文男. General Mindで攻める 総合内科で診る内分泌疾患. 中外医学社, 2020. p303.
7) American Diabetes Association : Standards of Medical Care in Diabetes-2022. Diabetes Care. 2022 ; 45, (Suppl. 1).
8) 日本糖尿病学会. 糖尿病診療ガイド 2020-2021. 南江堂, 2020.
P.164 掲載の参考文献
P.176 掲載の参考文献
2) 日本膵臓学会自己免疫性膵炎検討委員会. 自己免疫性膵炎診断基準 2002. 膵臓. 2002 ; 17 : 585-587.
4) 厚生労働省難治性膵疾患調査研究班・日本膵臓学会. 自己免疫性膵炎診療ガイドライン 2009. 膵臓 2009 ; 24 : S1-S6.
5) 日本膵臓学会・厚生労働省IgG4関連疾患の診断基準並びに治療指針を目指す研究班. 自己免疫性膵炎診療ガイドライン 2020. 膵臓 2020 ; 35 : 465-550.
P.192 掲載の参考文献
P.203 掲載の参考文献
1) 寺田整司. 高齢者せん妄の薬物治療. 日老医誌. 2014 ; 51 : 428-435.
2) 長寿科学振興財団. 健康長寿ネット. フレイルとこころの健康. https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/frailty/kokoro-kenko.html (最終アクセス : 2021年12月14日)
3) 日本うつ病学会, 気分障害の治療ガイドライン検討委員会. 日本うつ病学会治療ガイドライン. 高齢者のうつ病ガイドライン. https://www.secretariat.ne.jp/jsmd/iinkai/katsudou/data/guideline_20200713.pdf (最終アクセス : 2021年12月14日)
4) 武田雅俊. 高齢者のうつ病. 日老医誌. 2010 ; 47 : 399-402.
5) 中島健二, 他編. 認知症ハンドブック. 医学書院, 2013.
6) ダニエル・オーフリ. 患者の話は医師にどう聞こえるのか 診察室のすれ違いを科学する. みすず書房, 2020.
P.210 掲載の参考文献
1) 日本老年医学会, 編. 改訂版 健康長寿診療ハンドブック. メジカルビュー社, 2019.
3) デカルト. 省察情念論. 中央公論新社, 2002.
P.222 掲載の参考文献
1) Ryuko H, et al. A comprehensive analysis of 174 febrile patients admitted to Okayama University Hospital. Acta Med Okayama. 2013 ; 67 : 227-237.
2) 日本神経学会, 他監. 細菌性髄膜炎診療ガイドライン 2014.
3) 日本神経治療学会治療指針作成委員会. 標準的神経治療 : 結核性髄膜炎. 神経治療 2015 ; 32 : 511-532.

総合診療ディープトーク

P.238 掲載の参考文献
2) Stewart M, et al. Patient-Centered Medicine : Transforming the clinical method. 3 rd ed. Radcliffe Publishing, 2014.
P.250 掲載の参考文献
1) 政府統計の総合窓口 (e-Stat) (2020). 在留外国人統計 (旧登録外国人統計). https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00250012&tstat=000001018034&cycle=1&year=20200&month=12040606&tclass1=000001060399&tclass2val=0 (最終アクセス日 : 2022年1月12日)
2) Juckett G, et al. Appropriate use of medical interpreters. Am Fam Physician. 2014 ; 90 : 476-480.
5) 厚生労働省医政局総務課医療国際展開推進室 (2017).「医療機関における外国人旅行者及び在留外国人受入れ体制等の実態調査」の結果. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000173230.html (最終アクセス日 : 2022年1月12日)
P.254 掲載の参考文献
1) 日本感染症学会. 専門医名簿 (2021年8月1日更新). https://www.kansensho.or.jp/modules/senmoni/index.php?content_id=29 (2021年11月14日閲覧)
P.258 掲載の参考文献
1) The International Society of Travel Medicine. ISTM Certifi cate of Knowledge(TM). https://www.istm.org/ (最終アクセス日 : 2022年1月12日)
P.277 掲載の参考文献
1) 新堀通也. 教育病理への挑戦-臨床教育学入門. 教育開発研究所, 1996.
2) 酒井朗. 臨床教育学構想の批判的検討とエスノグラフィーの可能性.「新しい教育学の創造」と「問題への対処」をいかにして同時達成するか (<特集> 教育における臨床の知), 教育学研究. 2002 ; 69 : 322-332.
3) 伴信太郎. 臨床医学教育. 日本医学教育学会編. 医学教育別冊 医学教育白書 2002年版 ('98~'02). 篠原出版新社, 2002.
4) 鋪野紀好. 総合診療×医学教育でジェネラリストを育成する [炉辺閑話]. No.5045 (2021年1月2日発行), p23. https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=16125 (最終アクセス日 : 2022年1月12日)
5) Reuler JB, et al. Role modeling in medical education. West J Med. 1994 ; 160 : 335-337.
7) TeachThought Staff. 7 Reasons Why Teaching Is Still The Best Job In The World. https://www.teachthought.com/pedagogy/why-teaching-is-the-best-job-in-the-world/ (最終アクセス日 : 2022年1月12日)
P.293 掲載の参考文献
P.297 掲載の参考文献
1) 寺澤捷年. 症例から学ぶ和漢診療学 第3版. 医学書院, 2012. pp16-17.
2) 寺澤捷年. 症例から学ぶ和漢診療学 第3版. 医学書院, 2012. pp49-51.
P.303 掲載の参考文献
2) 大浦誠. ケースで学ぶマルチモビディティ (2). マルモの診かた総論 (後編). 週刊医学界新聞 第3371号. 2020. https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2020/PA03371_03
3) 佐藤健太. 慢性臓器障害の診かた, 考えかた. 中外医学社, 2021.
5) 大浦誠. ケースで学ぶマルチモビディティ (11). 悪性腫瘍/消化器/泌尿器パターンポリファーマシーへのアプローチ. 週刊医学界新聞 第3407号. 2021. https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2021/10669#ref
P.322 掲載の参考文献
1) 松本洋, 他. 医学における「ビジュアルアート教育」の導入 : 第2ステップ-アートから診る力, 伝える力を養う-. 岡山医学会雑誌. 2020 ; 132 : 98-101.
2) 大塚益美, 他. 医学教育における「デッサン教室」導入の試み : デッサンからアートへの昇華. 岡山医学会雑誌. 2018 ; 130 : 81-84.

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