ステロイドの虎

出版社: 金芳堂
著者:
発行日: 2022-05-01
分野: 臨床医学:内科  >  内科学一般
ISBN: 9784765319072
電子書籍版: 2022-05-01 (第1版第2刷)
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商品紹介

本書では基本となるステロイドの使い方を、明瞭にわかりやすく、今すぐどうしたらよいのかを示します。リウマチ専門医や血液内科専門医を指向する方は成書でさらに勉強をしていただく必要がありますが、いま患者にステロイドを処方できるのはあなた一人です。一匹の虎になり、診療ジャングルを駆け抜けていくのは今なのです。

目次

  • Part 1 ステロイドは何のためにどう使う?
     ステロイドの色々な用途
    「てきとうに」がわからない
    「てきとうに」は教えられるか
    「てきとうに」を「適当に」に変える
     ステロイドが使えたら、大きな武器が1つ増える

    Part 2 総論:処方せんを作るための考えかた、処方の決めかた
     優先順位の決定
     炎症を抑えたいのか、免疫を抑えたいのか
     何をどう処方するか!
     期間の決め方
     用量の決め方
     種類・製剤の決め方
     経口か点滴か
     ステロイド処方をためらう理由

    Part 3 ステロイドの副作用とその対策
    「予防」は言い訳
     予防可能性の観点でのグループ分け
     時系列でとらえるステロイド副作用
     予防薬・対策薬のデメリット
     
    Part 4 各ステロイド製剤の攻略法
     各項目のみかた
     経口剤
     注射剤

    Part 5 ステロイド処方の「型」
     CASE1 ステロイドパルス!
     CASE2 ひとまず単回点滴投与したい!
     CASE3 外来でプレドニン!
     CASE4 外来でとんぷくステロイド!
     CASE5 さぁ、免役抑制かけます!
     CASE6 副腎不全かも!(ステロイドカバーをしよう)

    Part 6 マニュアル編
     とっさのとき
     疾患・病態別:知っていると外来診療で役に立つ病態
     パルスや大量ステロイドはちょっとためらう病態
     トラブルシューティング

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

part 3 ステロイドの副作用とその対策

P.105 掲載の参考文献
日本結核病学会予防委員会・治療委員会. 潜在性結核感染症治療指針. 結核 88 (5), p497-512, 2013.
江里俊樹, 田中廣壽. 臨床リウマチ医のための基礎講座 ステロイドによる骨格筋萎縮のメカニズム. 臨床リウマチ 2016 ; 28 : 171-174.
田中廣壽, 他. エネルギー代謝制御における 骨格筋グルココルチコイド受容体の役割. 日内会誌 2018 ; 107 : 1373-1384.
田中廣壽, 他. エネルギー代謝制御における骨格筋グルココルチコイド受容体の役割, 日本内科学会雑誌, 2018, 107巻, 7号, p. 1373-1384
江里俊樹, 田中廣壽. ステロイドによる骨格筋萎縮のメカニズム, 臨床リウマチ, 2016, 28巻, 2号, p. 171-174

part 4 各ステロイド製剤の攻略法

P.121 掲載の参考文献

part 5 ステロイド処方の「型」

P.162 掲載の参考文献
急性副腎不全症の治療, 日本内分泌学会雑誌, 2015 ; 91 (Suppl) : 73-78.

part 6 マニュアル編

P.176 掲載の参考文献
P.185 掲載の参考文献
2) Cheng KC, et al. Methylprednisolone reduces the rates of postextubation stridor and reintubation associated with attenuated cytokine responses in critically ill patients. Minerva Anestesiol. 2011 May ; 77 (5) : 503-9. PMID : 21540805 ; PMCID : PMC3929386.
P.187 掲載の参考文献
P.190 掲載の参考文献
P.192 掲載の参考文献
P.197 掲載の参考文献
P.201 掲載の参考文献
1) Graus F, et al. A clinical approach to diagnosis of autoimmune encephalitis. Lancet Neurol 2016 Apr ; 15 (4) : 391-404. PMID : 26906964 ; PMCID : PMC5066574
P.215 掲載の参考文献
P.216 掲載の参考文献
2) 加藤宏. 脊髄損傷とステロイド. INTENSIVIST 2010 ; 2 (3) : 565-9. doi : 10.11477/mf.3102100325
3) 伊藤康夫. 急性期脊髄損傷に対するステロイド大量療法. 臨床雑誌整形外科 2016 ; 67 (8) : 751-8, 2016. doi : 10.15106/J00764.2016323691
P.219 掲載の参考文献
2) Evans L, et al. Surviving Sepsis Campaign : International Guidelines for Management of Sepsis and Septic Shock 2021. Crit Care Med. 2021 Nov 1 ; 49 (11) : e1063-e1143. PMID : 34605781.
P.229 掲載の参考文献
P.230 掲載の参考文献
P.232 掲載の参考文献
P.233 掲載の参考文献
P.236 掲載の参考文献
P.240 掲載の参考文献
P.246 掲載の参考文献
1) 上田凌大, 他. 神経生検の所見を参考に免疫療法を強化したGuillain-Barre症候群類似の好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の1例. 臨床神経学 2021 ; 61 (9) : 624-9.
2) Higashitani K, et al. Rituximab and Mepolizumab Combination Therapy for Glucocorticoid-Resistant Myocarditis Related to Eosinophilic Granulomatosis With Polyangiitis. Mod Rheumatol Case Rep. 2021 Sep 2 : rxab022. PMID : 34473835.
P.255 掲載の参考文献
1) Aronoff GR, et al. Drug Prescribing in Renal Failure : Dosing Guidelines for Adults and Children. 5th edition, American College of Physicians, 2007.
P.261 掲載の参考文献
1) 関原久彦. 2. 薬物によるコルチゾールおよび合成糖質コルチコイドの代謝促進作用, 日本内科学会雑誌, 1992, 81巻, 4号, p490-493.
P.264 掲載の参考文献
1) 古江増隆. 5. ステロイド外用薬の使い方 : コツと落とし穴 (V. アレルギー疾患におけるステロイドの使い方, 専門医のためのアレルギー学講座). アレルギー 2009 ; 58 (5) : 491-7.

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