総合的診断が得意な「身体所見」と可視化が得意な「心エコー」を的確に組み合わせて診断の精度を上げる方法を、第一線の実践者が伝授します!
エコーの当て方の基本手技および病変画像の網羅的な基礎解説ではなく、「臨床医が実際の日常外来で循環器疾患を疑う症状をみた場合」の問診、身体所見、心エコーによる的確な描出、追加の検査を経て確定診断に至るまで、確実な治療に結びつけるための具体的な方法論(=疾患の絞り込みと的確な診察の進め方)の流れを、ポイントを押さえて解説。
外来で息切れ、胸痛、心雑音など心疾患を疑わせる主な症状をみた場合、すぐに対応できる診断力を身につけることができます。さらに、心筋梗塞、狭心症、弁膜症など、重篤疾患を絶対に見逃さない診断の精度を上げられます。