HOME DENTIST PROFESSIONAL 5 人生100年時代のう蝕治療のコンセプトと実際
商品紹介
人生100年時代では、今まで歯がなくて当然だと思われていた80歳を超えた年齢でも自分の歯で快適な人生を過ごしていただくことが目標です。そのための第一段階が20歳までのう蝕予防です。
本書では、修復処置を「ゼロ」にするための具体的な考え方と方法をまとめました。
さらに、筆者らの30年に及ぶ長期の経過を注意深く観察すれば、う蝕と歯周病をコントロールしているにも関わらず歯が壊れてくるケースがあることに気がつきます。
ポストう蝕・歯周病の時代の注意点もわかりやすくまとめています。
目次
- 序 人生100年時代のホームデンティスト・プロフェッショナルの役割
第１章 長期メインテナンスを受けている高齢者から見えてくること
―いつまでも健康な歯で過ごす条件とは？―
1．長期メインテナンス患者のデータからわかることは？
2．長期メインテナンス症例から見えてくる歯の喪失の原因
第２章 う蝕から歯を守る
―う蝕を過去の病気にするための考え方と実践―
1．う蝕から歯を守るために必要な“2つのリスク”の捉え方
2．う蝕に関する様々な要因と発症のメカニズムを理解しておこう
3．歯と外界の環境（生活習慣）に関係するリスクへの対応：
CRASPに基づく指導
4．歯の局所因子によるリスクへの対応
5．ライフステージ別のう蝕リスクとその対応
6．患者さんに寄り添うう蝕予防
第３章 人生100年時代の目標と問題点
1．小児期から30歳を超えるまで
2．30歳から50歳を超えるまで
3．50歳から70歳を超えるまで
4．80歳を超えて
5．う蝕、歯周病以外の問題点
第４章 ポストう蝕、歯周病時代の問題と対策
1．歯の破折、セメント質剥離という新たな問題に注目
2．どんな歯が破折するのか
3．その歯は歯根破折するのか、セメント質剥離するのか
4．破折する歯の前兆を知る
5．セメント質剝離する歯に見られる傾向を知る
6．セメント質剝離の特徴を知る
7．セメント質剝離 治癒の可能性と対策を知る
8．破折が起きるまでの機序を知る
9．破折の前兆を認めた時にはそれを回避するための指導を！（日中編）
10．破折の前兆を認めた時にはそれを回避するための指導を！（夜間編）
11．歯の破折やセメント質剝離の遠因になる不正な歯列・咬合にも着目
第５章 エピローグ
「ホームデンティスト・プロフェッショナル」とは
1．ホームデンティストだからこそできる「齲蝕と歯周病を過去の病気に」
2．ホームデンティストだからこそできる「家族単位の診療」
3．ホームデンティストは患者さんの健康を守る「要（かなめ）」
4．ホームデンティストだからこを得られる記録
5．ホームデンティストでは歯科医師もスタッフも主役
6．ポストう蝕・歯周病時代のホームデンティスト
7．始めるのは、今！
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