ナーシング・グラフィカ 健康支援と社会保障(1) 健康と社会・生活 第5版

出版社: メディカ出版
著者:
発行日: 2023-01-15
分野: 看護学  >  看護教育/研究
ISBN: 9784840478359
シリーズ: ナーシング・グラフィカ
書籍・雑誌
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2,970 円(税込)

商品紹介

大きく変動する現代社会のなかで、患者の生活を理解するためには看護職としての「ビジョン」が必須であることが強く意識できる1冊です。社会的な健康、科学からとらえた健康行動についての解説も充実しています。
個人の生活、家族といったミクロ的な視点、そして集団・組織、地域社会、グローバリゼーションと社会といったマクロ的な視点を順序立てて学べるよう章構成を工夫しています。
対立や葛藤、紛争といったコンフリクトを、協調、協働へと発展させる方法や提案を第6章「個人および集団における対立と協働」で解説しています。
第9章「生命倫理」には、生殖医療技術や再生医療、遺伝子診断、そして臓器移植と延命治療という、生命科学の進展により新たに登場した技術と人間性の調和を考えるページを収載しています。
医療・保健のみならず、福祉・労働・住居・都市開発(まちづくり)などの分野において、看護職の活躍が期待され、またその機会が広がっていることが理解できる内容となっています。

目次

  • 【序章 看護と生活・社会との関わり】
    1 健康・社会を念頭に置いたしくみの再構築
    2 看護と社会情勢の変化
    3 看護が対象とする人々の生活と社会

    【1 社会】
    ■1 私たちはいま,どこにいるのか
    ■2 「社会」の意味
    ■3 人間は社会の中で人間になる
    ■4 社会の成り立ち:個人-集団-社会
    ■5 伝統社会と近代社会
    ■6 現代社会の特徴と社会変動

    【2 個人の生活の理解】
    ■1 日常生活と日常性
    ■2 日常生活と健康問題
    ■3 多面的な日常生活のとらえ方
    ■4 対象者の生活の理解と把握
    ■5 保健医療専門職の生活をとらえる姿勢
    ■7 ライフスタイル・生活様式と保健・医療・看護
    ■8 保健・医療・看護とQOL

    【3 家族】
    ■1 家族の現在
    ■2 ライフコースの変化と家族
    ■3 ライフステージでみる家族の課題
    ■4 家族のケア機能
    ■5 家族のこれから

    【4 社会的な健康】
    ■1 健康とは:WHOの健康の定義
    ■2 社会的健康とは
    ■3 社会的な健康:ソーシャルキャピタル
    ■4 安全・安寧が保障される社会
    ■5 ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)

    【5 集団・組織】
    ■1 集団
    ■2 フォーマルな組織:官僚組織
    ■3 インフォーマルな組織:非官僚組織
    ■4 病院組織

    【6 個人および集団における対立と協働】
    ■1 さまざまなレベルでの対立・葛藤・紛争:コンフリクト
    ■2 なぜ対立や葛藤(コンフリクト)は起きるのか
    ■3 対立から協働へ:建設的な対立・葛藤解決の方法
    ■4 保健・医療・福祉の現場におけるコンフリクト

    【7 地域社会】
    ■1 地域社会の再発見:なぜ地域社会なのか
    ■2 地域社会の変動とコミュニティ問題
    ■3 人々の地域社会との関わり
    ■4 社会的ネットワークとその意義
    ■5 地域集団の諸相
    ■6 コミュニティ形成とその諸課題

    【8 グローバリゼーションと社会】
    ■1 現代の国際社会:グローバリゼーション
    ■2 グローバリゼーションの諸相:モノ・カネ・ヒト・情報の越境
    ■3 グローバリゼーションについての解釈
    ■4 TPP交渉における日本の課題
    ■5 日本における外国人の受け入れ
    ■6 多文化化する社会への理解

    【9 生命倫理】
    ■1 生命倫理とは
    ■2 生殖医療技術の発展と生命倫理:着床前診断
    ■3 生殖医療技術の発展と生命倫理:出生前診断
    ■4 発症前遺伝子診断の発展と生命倫理
    ■5 再生医療の発展と生命倫理
    ■6 臓器移植と生命倫理
    ■7 延命治療と生命倫理

    【10 科学からとらえた健康行動】
    ■1 行動科学とは
    ■2 行動の理解を助ける基本理論とモデル
    ■3 健康行動の理解を助ける理論とモデル
    ■4 リスクファクター探しからハッピネスファクター探しへの転換
    ■5 集団の中での人の行動特性
    ■6 保健・医療領域に見られる小集団の特徴:機能・効用
    ■7 集団の発展過程

    ◆看護 師国家試験出題基準(令和5年版)対照表

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